製造メーカー
ジオン公国に本社がある機械メーカー・ジオニック社が製造。ミノフスキー博士の協力を得て史上初のモビルスーツを開発する。
ちなみにジオンのモビルスーツを手がけていたメーカーは、その他にドム・ギャンなどを生産した「ツィマット社」、ズゴック・ザグレロなどを生産した「M.I.P[1]エム・イー・ペー社」がある。
種類
モビルワーカー MW-01 01式 初期型
モビルワーカー MW-01 01式 後期型
モビルワーカー MW-01 01式 最後期型
全高15.0メートル、全幅11.4メートル
後期型のさらに改良したモデル。より人体に近いフォルムと機動性を獲得した。ただし、懸念の動力用融合炉の小型化は実現せず、結局兵器として採用されることはなかった。
モビルワーカー MW-01 01式 最後期型 宇宙仕様
全高15.0メートル、全幅11.4メートル
宇宙空間での一般作業用に採用されたモデル。デブリ回収作業などで活躍。
モビルワーカー MW-01 01式 コロニー塗装仕様
「ブリティッシュ作戦」[2] … Continue readingの準備段階、サイド2「アイランド・イフィッシュ」の住民虐殺の際、コロニーの採光部を塗りつぶして外部が見えないようにした。その上でGGガスが注入され、コロニーの住民は皆殺しにされた。
ちなみに住民虐殺に先立ってジオン公国軍はハッテに侵攻しているが、ランバ・ラルはモビルスーツで出撃し、ハッテ住民を殺戮している。もしかすると歴史上はじめてかもしれない、モビルスーツが生身の人間に牙をむいたのだ。
ヴァッフ YMS-03
全高17.34メートル、全幅8.8メートル
トレイフ・Y・ミノフスキー博士が提案した試作機。
モビルスーツ開発の最大の障害となっていた動力用の溶鉱炉の小型化が実現し、宇宙空間での自在な機動性を獲得。
モビルワーカーの大きな融合炉は過去の遺物になったのである。
参考:『永久保存版 機動戦士ガンダム THE ORIGIN ヒストリア」(宝島社)、『別冊宝島662 僕たちの好きなガンダム』(宝島社)、『ガンダムの常識 一年戦争編』(双葉社)、『機動戦士ガンダムMS大全集2013』(アスキー・メディアワークス)など