僕は「セミリタイア」=無職を目指す40代Fランク会社員です。
早ければ来春、遅くとも2・3年後には実現したいと思っています。
そのための準備として、まずリタイア生活をする場所を探したいと思います。
どんな場所か?
ズバリ安く生活していくことができる場所です。
日ごろからひろゆき(西村博之)氏の著作を読み、彼のYouTubeも視聴しているので、沈没していく日本なんかに執着せず、海外でも…とも考えましたが、まずは日本国内で考えてみます。
暮らしの3大支出は、
①住居費②水道光熱費③食費 だと思います。
この3つが安い場所がもっとも安く暮らしていける場所と言えるでしょう。
今回は住居費編です。
ただし、あまりにも不便なところでは「サバイバル」になってしまいます。
いくら家賃が安いからと言って、土地購入費が割安だからと言って、山奥や過疎地は避けたいです。
「そこそこ」便利であることが重要なのです。
やはり人口10万人以上の都市にしたいと思います。
『データでみる県勢 2019年版』(矢野恒太記念会)を参考にしながら、
まずは都道府県単位で調べ考えていきます。
なお、現在兵庫県神戸市に住んでいるので、その近県である関西圏、以前住んでいた関東圏がまず候補にしたい地域になります。その他の地域はよい場所があれば…程度です。
①住居費
家賃が高い県庁所在地
まずは家賃が高い都道府県です。
僕の住もうかな?の選択肢から除外される都道府県です。
民営家賃 3.3㎡(=1坪)一か月の値段(2017年平均、都道府県庁所在地)です。
最も高価なのは、もちろん東京1坪8,562円です。
僕は独身でワンルームか1Kで十分ですが、それらの間取りの広さをおおよそ8坪くらいとすると、東京では、約6.8万円…高い!
同じ条件で家賃が高い全国トップ10を計算しました。
神奈川5.6万、埼玉5.0万、大阪4.7万、兵庫4.6万、
長崎4.5万、京都4.2万、千葉4.0万、愛知3.9万、静岡3.8万
家賃が高いのは関西と関東といった大都市圏で、だいたい予想通りですが、
意外だったのは長崎県(長崎市)…高いのですね。発見でした…住みません、いや住めません…
今住んでいる兵庫は5位でした。
家賃が安い県庁所在地
さてここからが本編です。家賃が安い県庁所在地はどこでしょうか?
家賃が安い都道府県トップ10は、ほぼ1坪3700円以下であり、
1K8坪とすると、3.0万円以下になりました。いいですね。
最も安い県庁所在地は、1坪3,464円の山口県です。
1Kで約2.8万円(27,712)!いいですね!山口市の家賃ですからね。
2位以下も「お得」です。
愛媛、和歌山、佐賀、岐阜、福井、大分、青森、北海道
でトップ10です。
いずれも2.8~3.0万円以下です。
ただ神戸市民としては、言いかえれば都市の便利さを知っている人間としては、気になるのは愛媛くらいです。割と近いし、旅行で行ったことがあり、良いイメージがあるので。
北海道、つまり札幌も大都市ですが、後に検討する水道光熱費が大変です。水道料なんて全国3位の高さです。青森も同様ですね。
北海道・東北は水道光熱費の関係で除外ですね。
実は12位に群馬県=前橋市がランクインしているのです。
1坪3,684円で1Kでは約2.9万円です。
関東なのに安いですね、いいですね!
候補入りです。
さらに調べてみると、大都市では、札幌を除くと、
福岡市が安い!
1坪4,193円 1Kで約3.4万円です。
東京の半分以下ですよ。福岡レベルの都市ならば、便利なことは言うまでもありません。
もちろん候補入りです。
関西の近県だと、奈良県(奈良市)や滋賀県(大津市)が福岡市と同じレベルです。いいですね。この2県は、後述しますが、食料品の物価も、大阪京都という大都市の近場にしては安いのですばらしいです。
まとめ
僕の、独断と偏見による、節約のための移住都市の候補…住居費でみると、
松山市(愛媛県)、前橋市(群馬県)、福岡市(福岡県)、奈良市(奈良県)、大津市(滋賀県)
でしょうか…
次回は【水道光熱費編】です。