【食費編】日本一そこそこ便利で安く住める場所を探す週末【無職への道】1/2ページ目




ライフハック

③食費

セミリアタイア=無職を目指しています。毎月なるべく安く済ませることで、働かない生き方を実践したいと思ています。

でも不便では生きていてもつらいことが多いでしょう。贅沢はできなし、するつもりもありませんが、そこそこ便利で苦しくない生活をしたいものです。

そんな考え方にしたがって、【住居費】と【水道光熱費】を考えてきました。今回はそれらに続いて【食糧費編】です。

地域差は小さくなっている

生きている限り何かを食べていかなくてはなりません。つまり節約するのにせよ限度があるので、無職生活を継続するためには食費が安いことはとても重要なことです。

当然そういった都市をを日本全国から探すわけですが、実は住居費や水道光熱費ほど節約すべき項目としての優先順位は高くありません。

なぜなら、ネットショッピングがあるからです。近年は食品の品ぞろえも充実してきているAmazonや楽天などは別に住んでいる場所で値段が変わるわけではありません。送料はかかるものの、神経質になる必要はないでしょう。

またコンビニも全国的に価格差がほぼないでしょう。

とはいえ、調べてみると、日常生活に必須となる定番食品の値段には都市によって大きな差があります。

今回も貧乏住み替え者の味方『データで見る県勢』2019年版を参考文献として食費が最も安い都市を探していきます。

ご注意があります。都道府県名で示していきますが、その都道府県の平均価格ではなく、県庁所在地での価格です。したがって都道府県=県庁所在地と考えてお読みください。

まずは日本人の主食・米です。国産コシヒカリ5㎏の値段です。スーパーマーケットでもおおよそ5キロの米がメインで陳列されていますよね。

米の値段が高いトップ5(2017年平均)は以下の通りです。

沖縄2,513円、埼玉2,504円、秋田2,440円、北海道2,408円、東京2,388円

沖縄はおそらく米をあまり生産していなくて、本土からの輸送費もかかるために高いのでしょう。あくまで推測に過ぎませんが…つまりコシヒカリが高価なのは納得です。

一方で意外だったのは、コメどころである東北や北海道の値段の高さです。ランキング5位までに秋田と北海道がランクインしているだけでなく、実は、6位青森2,344円、7位2,330円、8位2,328円と東北各県が軒並み入ってしまっています。

東北は水道光熱費も高いし、一見、のんびりと暮らせそうなイメージがありますが、実際に生活費の計算をし始めると、なかなか厳しい土地であることが明らかになります。

コシヒカリが最も安い都市は?

1位 宮崎 1,934円
2位 高知 1,949円
3位 徳島 1,997円
4位 島根 2,006円
5位 長崎 2,051円

九州と四国が優秀ですね。ただし、長崎は住居費と水道光熱費が高いので、米だけ安くても…という印象です。宮崎も同様です。

その一方で高知や徳島など四国は移住地としてのポイントが相変わらず高いです。他の2県(香川2,222円、愛媛2,149円)も高くはありません。

大都市ではどこが安いのでしょうか?愛知2,098円はすばらしいですね。また福岡は2,154でコメの価格でもランキング上位です。

まとめると、ご飯をモリモリ食べて節約生活するなら、四国、とりわけ高知市と徳島市がいいな…大都市ならば福岡市といったところでしょうか。


次回は、パンや野菜、そして肉の値段を調べていこうと思います。

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