定義「ニート(NEET)」とは、就労せず教育や職業訓練も受けていない若者(15~34歳)。ただし、以下のデータでは国によって年齢の幅に多少の違いはある。
ニート率とは、各国の15~34歳人口に占めるニートの割合である。
世界のニート率 Top 5 (2017年)
1位 マリ 98.0% 2012年に内戦が勃発
2位 イエメン 44.8% 2012年に内戦が勃発
3位 コートジボアール 36.0% 2010年に内戦が勃発
4位 イラン 34.4% アメリカの制裁、若年失業率28.8%
5位 南アフリカ共和国 31.2% 人種問題、若年失業率53.4%
世界のニート数 Top5(2017年)
1位 インド 5606.1万人 識字率6割、カースト制度
2位 パキスタン 1146.9万人 低賃金、女性の低い社会進出
3位 インドネシア 935.7万人 経済成長の鈍化
4位 ブラジル 808.0万人 景気後退、奨学金制度の縮小
5位 バングラデシュ 751.5万人 労働法制の不備、低い教育水準
先進国のニート数・ニート率(2017年)
アメリカ合衆国 527.9万人 13.8%
イギリス 77.4万人 10.3%
ドイツ 53.2万人 6.3%
フランス 86.3万人 11.5%
イタリア 117.5万人 20.0%
カナダ 54.8万人 12.6%
日本 43.0万人 3.5%
参考文献:世界国勢図絵2018/19年版