Jリーグ第18節清水VS神戸、清水のFWドウグラスには改めて驚かされました。
すでに前節までで6試合連続得点でしたが、今節も1アシスト1得点(7試合連続ゴール)。特に北川の得点となったアシストにつながる、センターライン付近からの突破はすごかったです。
サッカーは、いくら戦術やシステムといっても、個の力が決定的な要素になるんじゃないの?って思い知らされました。特に攻撃はそうなのかもしれません。
それでは圧倒的な個人の能力で全てが決まってしまうのでしょうか?僕はそうではないと言いたいです。
そこで今回はサッカー戦術初心者の僕が、いかにしてドウグラスを抑えることができるのか調べてまとめてみました。
具体的にはでかくて速いフォワードへの対処を考えてみることになります。
①ドウグラスを囲む人海戦術
まず1つ目はオーソドックスではありますが、複数のプレイヤーでドウグラスを抑える方法です。
まずトップ下とボランチで縦に挟む。突破されたら次にボランチとトップ下でまた縦に挟む。こういった連携ですね。
次節の清水は第19節はガンバ大阪戦です。ガンバであれば倉田・高江と矢島がまず囲む。そこを破られたら、次に矢島とキムヨングォンでカバーする。
トップ下の選手の高い守備意識は重要です。そして韓国代表センターバックとはいえ、1人で対応させてはいけないでしょう。
ドウグラスと1対1にならないようにカバーすること。各場面で1対2の数的優位を作って対応すること。
とはいえ、一対一になってしまうこともあると思います。その際は必ずカバーのもう1人が来るまで待つこと、つまり絶対に飛び込まないこと。
前節ヴィッセル神戸戦でもありましたが、一枚を剥がされて突破されるのが怖いのです。
ドウグラスはストライドが大きいスプリントをするので、ボール奪取できそうで守備側は飛び込みやすいのでしょう。
しかし、とにかく飛び込まずにドウグラスの前進を遅らせるということ!彼の時間を止めると言ってもいいかもしれません。
②ドグラスへのボールを阻止
ドウグラスをターゲットとしたロングボールやクロスボールを蹴ってくることが予想されるので、守る側からあえて守備のポイントを設定しその球出しを阻止するのももはや定石でしょう。
特にサイドバックからドウグラスへのクロスボールには注意が必要です。
ある特定の選手をあえてフリーにしておき、清水にその選手にボールを集めさせ、ボールがその選手に渡ったら、一気呵成にボールを奪いに行く戦術です。
それでは次節ガンバは清水の誰を守備のポイントにすべき、つまり誰を罠にかけるべきでしょうか?
僕はSBエウシーニョを罠にかけるのが良いと思います。確かに彼のサイド突破は怖いのですが、一方でフリーになればドリブルで駆け上りたいサイドバックです。この特性を逆に利用したいです。
あえてエウシーニョに持たせてサイドを突破させるように罠をかけるということです。
エウシーニョを前に引っ張り出せば、その裏のスペースも狙うこともできます。
以上、サッカー戦術初心者である僕が、清水の絶好調なドウグラスを抑える方法を考えてみました。
さあ、週末が楽しみになりました。待ち遠しいです。