イングランド・プレミアリーグ2019-2020において最高の監督はだれでしょうか?そして他の監督よりも優れている点は何でしょうか?
海外サイト(ESPNロンドン)が、各監督の勝利とタイトルの歴史に基づいてランク付けをしてたので、参考にしてまとめてみました。
実績重視のランキングですから、新任の監督には厳しい順位になっているようです。
ランパードの評価は低く、シェフィールドユナイテッドのクリス・ワイルダー監督や、サウサンプトンのラルフ・ハーゼンヒュットル監督、ブライトンのポッター監督が下位に沈んでいます。
彼らは最新の戦術やゲームモデルとなれば上位にランクインするであろう、新世代の監督たちですから…
ジョゼップ・グアルディオラ
受賞トロフィー: 27(2つUEFAチャンピオンズリーグと8つの国内タイトルを含む)
キャリア最高の瞬間:バルセロナがラ・リーガ、コパ・デル中レイ、チャンピオンズリーグを破った2009年の3冠(トリプルクラウン)
現在マンチェスターシティの監督は間違いなく世界最高でしょう。グアルディオラは単なるトロフィーコレクターではありません。
彼は、2008年から2009年にバルサでスタートして以来、10年間、一歩先を行くプレースタイルを披露してきました。サッカーそのものの変革をしてきたのです。
年齢:48歳、年俸:2000万ポンド
ユルゲン・クロップ
受賞トロフィー:6
キャリア最高の瞬間:昨シーズンのチャンピオンズリーグタイトル
クロップの強烈なプレースタイルはレッズを地球上で最もエキサイティングなチームの1つにしました。
しかし、真のナンバーワンになるためには、リバプールでプレミアリーグ優勝をしなくてはなりません。
年齢:52歳、年俸:750万ポンド
マウリシオ・ポチェッティーノ
受賞トロフィー:0
キャリア最高の瞬間:昨シーズンのチャンピオンズリーグ決勝進出
トッテナムでのこれまでの5年間で、ポケッティーノは、スパーズのヨーロッパでの地位を確立させ、より尊敬されるクラブにしました。
このアルゼンチン人監督は、若い選手を育成し、彼の戦術を最大限に活かした実績を築いてきました。バルセロナ、レアルマドリー、バイエルンミュンヘンといったメガクラブの次期監督にリストアップされているでしょう。
年齢:47歳、年俸:850万ポンド
ウナイ・エメリ
受賞トロフィー: 10
キャリア最高の瞬間:セビージャでのヨーロッパリーグ3連覇(2014、2015、2016)
このスペイン人監督は、アーセナルで彼のキャリア最大の課題に直面しています。アーセナルはまだ発展途上のチームだからです。
年齢:47歳、年俸:600万ポンド
マヌエル・ペレグリーニ
失われたトロフィー: 10
キャリア最高の瞬間:マンチェスターシティでのプレミアリーグとEFLリーグカップの2冠(2014)
監督歴は長く、レアルマドリードとマンチェスターシティのスティントを経て、ウェストハムは14番目のクラブです。
このチリ人は、あらゆるチームに安定性と秩序をもたらすという評判を確立しています。ペレグリーニには、今シーズン、ウェストハムをトップ7に入れることが期待されています。
年齢:65歳、年俸:700万ポンド
ヌーノ・エスピーリト・サント
受賞トロフィー: 1
キャリア最高の瞬間:昨シーズンのヨーロッパリーグの順位、プレミアリーグ初年のウォルバーハンプトン
現役時代はゴールキーパー、元ポルトとバレンシアの監督で、2年前に就任してからウルヴァーハンプトンで大成功を収めています。
ウォルバーハンプトンは、昨シーズン、ヨーロッパリーグでの地位を確保しましたが、今シーズンは、ビッグ6を崩しチャンピオンズリーグ出場を勝ち取れるのでしょうか、注目されます。
年齢:45歳、年俸:300万ポンド
ブレンダン・ロジャース
受賞トロフィー: 9
キャリア最高の瞬間: セルティックでの史上初「トリプルダブル」を達成(2017、2018)
ルイス・スアレスとアンフィールドでエキサイティングなチームを結成し、2014年プレミアリーグでリバプールを栄光に導いた。
セルティックでの成功は3シーズンで8タイトルを獲得しましたが、レスターシティで栄光を再び…とすることができるでしょうか。
年齢:46歳、年俸:500万ポンド
ショーン・ダイク
受賞トロフィー: 1
キャリア最高のの瞬間: 2017-18プレミアリーグでバーンリーを7位に
ショーン・ダイチは就任7年目を迎えており、非常に限られた予算内でバーンリーに一定の地位を確立させてきました。
2017-18シーズンの終わりのヨーロッパリーグ予選は、クラブの規模を考慮すると奇跡でした。
年齢:48歳、年俸:350万ポンド
ロイ・ホジソン
受賞トロフィー: 9
キャリア最高の瞬間: 2010年フラムをヨーロッパリーグ決勝へ
元イングランド代表監督は、プレミアリーグ最年長で、クリスタルパレスというクラブに安定性と一貫性をもたらしています。
監督としては43シーズン目で、その間にインテル、リバプールも指揮しており、その輝かしい経歴は、監督ランキングトップ10にはあるにふさわしいものです。
年齢:72歳、年俸:250万ポンド
エディ・ハウ
受賞トロフィー: 1
キャリア最高の瞬間:ボーンマスを4部からプレミアリーグへ
ボーンマスは、2008年12月に31歳でハウが指揮をととったとき、4部に転落していました。
ハウは、今では、最高のイングランド人監督の1人と見なされています。
年齢:41歳、年俸:400万ポンド
ハビ・グラシア
受賞トロフィー: 2
キャリア最高の瞬間: 2013年にアルメニアをラリーガに昇格
昨シーズン、ワトフォードをFAカップ決勝に導き、ウェンブリーでマンチェスターシティに敗れました。
グラシアは、ワトフォードをヨーロッパの舞台でプレイする野望を持つクラブとして目覚めさせました。
噂では、チェルシーはフランク・ランパードと契約する前に彼に興味があると指摘されていました。
年齢:48歳、年俸:不明
マルコ・シルバ
受賞トロフィー: 3
キャリア最高の瞬間: 2016年オリンピアコスでのギリシャのスーパーリーグタイトル
ポルトガル人監督は、ハルシティとワトフォードを経て、プレミアリーグの3シーズン目。
すぐにチームを改善する監督として知られるシルバですが、エバートンでは長期的な視野を持ってチームを成長させるでしょう。
年齢:42歳、年俸:300万ポンド
ダニエル・ファルケ
受賞トロフィー: 3
キャリア最高の瞬間: 2018-19年にチャンピオンシップのタイトル獲得
ドルトムントのリザーブチームを2年間担当した後、2017年にノーリッジ監督に就任。
イングランド初挑戦でしたが、見事結果を残しました。さて、プレミアリーグではどうでしょうか。
年齢:42歳、年俸:不明
ディーン・スミス
受賞トロフィー: 1
キャリア最高の瞬間:昨シーズン、アストン・ヴィラをプレミアリーグへ
アストン・ビラは、父が警備員として働き、スミス自身が少年時代に応援していたクラブでした。このチャンスを活かせるでしょうか。
年齢:48歳、年俸:100万ポンド
オーレ・グンナー・スールシャール
受賞トロフィー: 3
キャリア最高の瞬間: ノルウェーのモルデでの2連覇(2011、2012)
クラブのレジェンドであるスールシャールですが、今は、マンチェスター・ユナイテッドで監督としての価値を証明しなければならないたちばです。
プレミアリーグでは、ノルウェーでの2つのタイトルはあまり重要ではありません。プレミアリーグでは、カーディフの監督として降格を経験しました。
世界中のサポーターやメディアから常に疑念の目を向けられていますが、それもマンUならではであり、当たり前の試練なのでしょう。
年齢:46歳、年俸:750万ポンド
フランク・ランパード
受賞トロフィー: 0
キャリア最高の瞬間:ホセ・モウリーニョ監督のマンチェスター・ユナイテッドに勝っての、ダービーでのイングランドリーグカップ優勝
間違いなくチェルシー史上最高の選手であるランパードですが、監督としては2年しか経験がないほぼ初心者です。
ダービーを率いてのぞんだ、昨シーズンのチャンピオンシップからの昇格プレーオフ決勝では、アストンビラに敗れました。
マウリツィオ・サッリの後を託したのは、クラブの親心なのでしょうか。結果で周囲を黙らせることができるでしょうか。
年齢:41歳、年俸:550万ポンド
クリス・ワイルダー
受賞トロフィー: 3
キャリア最高の瞬間: シェフィールドユナイテッドを3シーズンで3部からプレミアへ
イングランドのリーグ監督協会(LMA)の2018-19年間最優秀監督賞「サー・アレックス・ファーガソン・トロフィー」受賞者。
年齢:51歳、年俸:不明
ラルフ・ハーゼンヒュットル
受賞トロフィー: 1
キャリア最高の瞬間:イルゴルシュタット04をクラブ史上初のブンデスリーガへ
オーストリアとドイツ(ライプツィヒで旋風!)で成功したことから「クロップアルビーノ」の愛称で呼ばれています。
さしあたって、サウサンプトンのプレミア残留が任務になります。
年齢:52歳、年俸:600万ポンド
スティーブ・ブルース
受賞トロフィー: 2
キャリア最高の瞬間:バーミンガムとハルをプレミアリーグへ
ニューカッスルのファンの否定的な見方と懐疑心を克服する必要があります。
ニューキャッスルで生まれ育ったブルースは、少なくともサポーターの心をおもんばかれるかと思われ、それを踏まえた上で、セントジェームスパークでのパフォーマンスに関心が集まります。
年齢:58歳、年俸:100万ポンド
グラハム・ポッター
受賞トロフィー: 3
キャリア最高の瞬間:スウェーデンのエステルスンドをヨーロッパリーグへ
エステルスンドからスウォンジー監督に就任するも、チャンピオンシップ中位で終わりました。
しかしポッター自身はクリスヒュートンの後任としてブライトン監督に。プレミア残留が目標でしょう。
年齢:44歳、年俸:不明
以上、「【海外の声】納得の1位!下位にも注目株!実績で選ぶプレミアリーグ最高の監督は?」でした。