シーズン1から7まで一気見したので伝えたい!ゲームオブスローンズの4つの見どころ(ネタバレ注意報あり)




ゲームオブスローンズ

「またかぁ、やっぱりな」と「えっええーっ!マジで」のバランス

言いかえると、お約束な紋切り型の展開と、観客への裏切りとなる意外な展開のバランスが絶妙なのです。

ここで言うお約束とは、「たぶん殺す/殺されるなぁ」と「たぶん性的な行為に及ぶなぁ」の2本柱です。観客の期待を裏切りません。

常套手段というか、ゲームオブスローンズそれ自体が殺人とセックスの連続のようなもの(特にシーズン4まで)なので、当てはまるケースが多すぎて、その意味で具体的な場面をあげるのが難しいくらいです。

一方で、ゲームオブスローンズは観客の期待も裏切るような手法を用いる海外ドラマです。これは具体的な例をあげるとわかりやすいのであげましょう。

⚠️()ネタバレ シーズン7でのベイリッシュ公殺害。もともとベイリッシュ公は、サンサとアリアの仲を裂こうを画策しており、これまでも何度も騙されていたので、観客に「サンサがまた罠にはまる」と思わせておいて、実は姉妹で裏をかいてベイリッシュ公を出し抜きます。あれは痛快でした。

悪役が実はいい奴だった「転生」

厳密な意味では転生ではないのですが、死にかけたりして、ひどく裏切られたりしたキャ

ラクターが、まさに「転生」するように、生まれ変わったようなキャラになる展開があります(キン肉マンで言えば、バッファローマンのように)

⚠️()ネタバレ この具体例は、何と言っても「ハウンド」(狩猟犬)の異名を持つサンダー・クレゲインでしょう。彼は、サンサやアリアとの関わりを通じて、自らが死にかけた経験と恩人たちの死を通じて、死に関する考え方を変えていきます。さらには、ホワイトウォーカーの侵略からウェタロスを救おうとまでしてしまうのです。

一方で、口にするのも気分が悪い、正真正銘の悪役や最低人間クズも出てきます。そのようなキャラの存在が、「転生」キャラの魅力をより対照的に際立たせているのです、闇の中の小さな光として..…

そう言えば、ティリオンとジェイミーという兄弟それぞれとコンビを組むことになる、元傭兵のブロンもいわゆる「いい奴」ですね。

チート的に強い爽快感

王国の名家同士が、騙しあい、裏切り合い、そして殺し合って玉座を争いますが、そんな人間の愚かさをあざ笑うかのように、デナーリスのドラゴンは炎を吐いて目の前のものを焼き尽くします。

この浄化される感じが爽快で、何度見てもも気持ちいいのです。と同時に、デナーリスだけ(実は「だけ」ではないのですが、ネタバレを含むのでこれ以上は・・・)がドラゴンを操れるので、血の純粋さの強さというものも感じられます、これは観客としては美しいものに思えます。

はじかれ者たちの活躍

ゲームオブスローンズは落とし子たちの物語とも言いかえられます。ジャン・スノウはもちろん、七王国の世界では、スノウ、サンドなどいう名前は、残酷ですが、落とし子の証です。

また、落とし子ではないものの、家族や共同体から差別され排除された弱者たちが活躍する物語でもあります。ティリオン・ラニスターは小人の「ドワーフ」で身体的な弱者です。ブラン・スタークは下半身不随の身体障がい者、サムエル・ターリーは名家を追い出された肥満少年です。またシオン・グレイジョイは人質であり、実の父に愛されない息子でした。

穢れなき軍団〉の司令官 「灰色の蛆虫」ことグレイ・ワームや、デナーリスの通訳にして良き相談役であるミスサンデイはもともと奴隷でした。

一方で、権力者の中にも出自的に「弱者」だった主要登場人物がいます。ピーター・ベイリッシュは小貴族、ヴァリスは奴隷出身の(自分では望まなかった)宦官です。

(見どころ以外)個人的にはおススメではない場面

特にシーズン1~4くらいまでに本当に多いのですが、拷問シーンは、どうか?と思ってしまいます。何か出来事や事件があると、セットであるかのように、眼をそむけたくなる拷問シーンがあります。感心しませんね。

もしも日本で製作されたならば、ここまではないだろうなぁと思い、外国では好まれるのであろうなぁと思い、彼我の違いを実感します。

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