ランパードの下、若手の台頭が著しいチェルシーにおいて、決して恵まれた状況にないベルギー代表ミシー・バチュアイについて考えてみました。
なぜかスタメンになれず
ミシー・バチュアイがマルセイユからチェルシーに3300万ポンドで加入してから3年半の月日が流れました。
チェルシーでも
その期間には、チェルシーがストライカー不足におちいったこともありました。しかし、バチュアイはどんな時もファーストチョイスになることはありませんでした。
流浪のローン旅
ゆえにドルトムント、バレンシア、クリスタル・パレスとローン移籍の旅をしています。
優秀なFWのデータ
88分ごとにゴール
確かに数字の上でのバチュアイは素晴らしい選手です。チェルシーのユニフォームを着ている場合、彼は88分ごとにプレミアリーグでゴールを決めています。
リンガードとの比較
ポジションが違うので比較するのは不適切かもしれませんが、マンチェスターユナイテッドのジェシー・リンガードは、2019年にたったの1ゴールも決められませんでした。
また、2019年にプレミアリーグでアシストを記録したプレイヤーは286人いましたが、なんとリンガードは、スールシャール体制ユナイテッドの攻撃の中心選手でありながら、その1人ではありませんでした。スールシャール監督は「あんなに走る選手はいない」と擁護しますが、少し無理があります。
でもスタメンじゃない…
ベルギー代表は、そんなリンガードよりはきちんと結果を残しているのですが、でもやはり…チェルシーの歴代監督…アントニオ・コンテ、マウリツィオ・サッリ、フランク・ランパード…その誰もが彼を継続的にスタメン起用していません。
タイプの異なる複数の監督に共通して重用されないということは、彼のチェルシーでの将来があまり明るくないことをより明らかにしているでしょう。