J3J2での2年連続得点王のレオナルドが浦和レッズに加入しました。どんなに選手なのでしょうか?本人コメント付きの記事を複数見つけたので、開幕前に予習しておきましょう。
浦和レッズの印象
「浦和の歴史に名を刻みたい」
赤
「どこでプレーしていても、赤は目立つ、気を引く色」
ビッグクラブ
ブラジルのサントスからガイナーレ鳥取に加入した2018年初め、岡野雅行ゼネラルマネージャー(現役時代は浦和などで活躍)に「浦和が日本で一番のビッグクラブだ」と聞かされたと言います。
2020年、埼玉スタジアムで新加入会見において「日本に来てすぐに大きなクラブだと分かったし、日本人選手にとっては浦和でプレーするのが夢だと聞いていた。今日このスタジアムに来て、すごくワクワクしています。早くここで活躍したい」
J1について
「サッカーはどこへ行ってもやるべき事は変りません。J1には上手い選手が多くいますが、対抗できる自信があります」
レオナルドの魅力
決定力
ブラジル人FWの最大の魅力は、冷静なフィニッシュワーク。ペナルティエリア内でDFの激しいマークを受けながらも、巧みにボールをキープして鋭くゴールを陥れます。
得点王
よく知られているように、来日1年目の18年シーズンに鳥取で24ゴールを挙げJ3得点王に、翌19年シーズンはアルビレックス新潟で28ゴールでJ2得点王に輝いた、すばらしい決定力をもっています。
自ら合理的に導き出した目標
23点の理由
そして今季はJ1得点王の称号を目指して、「僕は常に挑戦し続けています。カテゴリーが変わってもサッカーは同じ。J1はよりレベルが高いけど、やるべきことは変わらない。準備をしっかりしてゴールを決めることだけ」
目標は「23点」。歴代得点王のゴール数を計算して自ら導き出した数字だそうです。
「一番に優先したいことはチームへの貢献。個人的には23点以上はとりたい。ジョー選手が18年に24点、マルコス・ジュニオール選手(と仲川輝人選手)が19年に15点で得点王。その平均を考えても、23点以上とれれば得点王は見えてくるかな」
得点力不足を自覚して…
また「得点力を買われて加入しましたから、そういう形で貢献する」と自身のゴールが浦和の復権につながることも理解しているようです。
すでに浦和は、2019年シーズンにリーグワースト4位だった得点力不足をなんとかすべく、システムを4-4-2にして、レオナルドには、興梠慎三や武富孝介などと2トップを組ませているようです。
背番号45の理由
「どのチームにいっても9番を着けていた」という生枠のストライカーだが、2020年は、「4+5=9」ということで45番を着けるそうです。
帰化と日本代表
レオナルドは、まだ22歳だが、かねてより「日本代表に必要とされるようなことがあれば、帰化してそこに貢献したい」と公言しています。
参考:サッカーダイジェスト2020.2.13号、エル ゴラッソ2277号、DAZN「Jリーグ2020プレシーズンニュース#2」など