ジオニック社 | ツィマット社 | M.I.P(エム・イー・ペー)社 |
半国営企業として人型兵器モビルスーツ(MS)を初めて開発 | 推進装置の技術ではトップクラスで、局地戦を得意とするMSを開発 | 水陸両用MSやモビルアーマーといった変わり種を開発 |
ザク、グフ、ゲルググ、アッガイ | ドム、ギャン、ゴッグ、リック・ドム | ズゴック、グラブロ、ザクレロ、ビグロ |
MSデザインの違い
そう言われてみると、モビルスーツのデザインに各社の違いがある。ジオニック社はザクを基本線としたデザイン、ツィマット社は西洋中世の騎士のようなデザイン、M.I.P社は生物的なデザインである。
3社の技術の結晶としてのゲルググMS‐14
1年戦争後期の名機・ゲルググは、ジオニック社を中心として3社が共同開発したモビルスーツである。ジオニック社にはない技術で作られたビーム兵器や、ガンダムをしのぐスラスターを装備していた。
ガンダムをも凌駕するゲルググの性能
ゲルググ | 名前 | ガンダム |
19.2メートル | 全高 | 18.0メートル |
42.1トン | 重量 | 43.4トン |
73.3トン | 全備重量 | 60.0トン |
1440キロワット | ジェネレータ出力 | 1380キロワット |
61500キログラム | スラスター総出力 | 55500キログラム |
6300メートル | センサー有効半径 | 5700メートル |
なかんずく装備が優秀である。ジオン初にして唯一のビーム兵器装備のMSである。1440キロワットの高いジェネレータ出力があるだけに、ビーム・ライフルとビーム・ナギナタを標準装備することが可能になったのである。
(参考文献:『ガンダムの常識』双葉社、『機動戦士ガンダム戦の機密』猛獣舍)