DAZNでアリソンの特集が配信され、とても興味深かったのでまとめておきます。
チームメイトの称賛
選手
アレクサンダー=アーノルド「世界最高のゴールキーパーだよ。絶体絶命のピンチだと思える場面でもアリ(アリソンの愛称)が出てきて作ってくれるんだ。本当に頼りになるよ」
ロバートソン「彼のディフェンス力を信じているから僕たちも相手に厳しく生きるんだ。たとえ僕たちが抜かれても、アリソンがセーブしてくれる可能性が高いからね」
監督
クロップ「1人の人間として期待以上だ。素晴らしい男だよ。彼ほどのプロサッカー選手は想像できない」
ゴールキーパー一家
母もGK
ドイツ系の父、母、兄のいる家庭に生を受けました。
アリソン「父は友人達とサッカーをしていた時キーパーをしていたんだ。父たちの試合が終わると、ピッチに入ってよく兄弟でサッカーをして遊んだよ」
ベッカー家は、父だけでなく、母も学校で、そして母方の曾祖父もキーパーでした。
兄との二人三脚
5歳離れた兄ムニエルもゴールキーパーです。
ムニエル「僕はいつもアリソンにキーパーではなく、フォワードの選手になれと言っていました。キックがとても上手かったからね。アリソンはインテルナシオナウに入団して2週間後にこう言いました。『ゴールキーパーになりたい』と」
インテルナシオナウでは、兄がレギュラーでしたが、負傷でチームを離れると、その穴を埋めたままレギュラーの座を勝ち取りました。
若い頃のアリソン「僕たちはとても恵まれているよ。いつも家で会話をしてお互いの弱点を話し合ってどうしたら改善できるかを考えられるんだ」
少年時代
守備的ミッドフィルダー
アリソン「子供の頃は守備的MFだったんだ。でもその後もっと自信のあるキーパーに転向したんだよ」
憧れの選手
アリソン「とても影響選手受けた選手がいるんだ。タファレルだよ。彼のプレースタイルをとても尊敬していたんだ。シンプルな守備で自信に溢れてとても冷静だった。彼をお手本にしたから今の僕があるんだ。」
タファレルは!元セレソン(ブラジル代表)のゴールキーパー。インテルナシオナウには1985〜1990年在籍。
〝攻撃〟もする現代型のGK
アリソン「ユース時代のコーチはグラウディオラ監督率いるバルセロナを賞賛していた。バルサのキーパーは巧みなパスでチームのプレーを助けるんだ。ビクトル・バルデスに代表されるようにね。僕もキックで攻撃の起点になりたいんだ」
攻撃にも貢献する現代型のゴールキーパー、リヴァプールのアリソンは、誕生は偶然でも、昨日今日のことではないんですね。
参考:DAZN「FOOTBALL FREAKS #23」など