せっかくマンションを購入(賃貸)したのに上階の騒音が酷かったら、最悪の毎日になってしまいます。
できれば、契約書にサインする前、モデルルームの見学や、空き部屋の内見の段階で気づきたいですよね。
その際に絶対にチェックしてほしいポイントがあります。結論から申し上げると、天井と床の構造です。
✅天井
注意!直天井
上の階の人が歩く衝撃が、直接的に下の階の天井に響きます。防音性は低いと言えるでしょう。
また、天井を高く見せることができますが、リノベーションがしにくく、資産価値が劣ります。
安心!二重天井
二重床(後述)と同じく、リノベーションがしやすいため、資産価値が高いです。
✅床
注意!直床
床下のコンクリートに排水管を固定するため、リノベーションがしにくく、資産価値が劣ります。
安心!二重床
遮熱性と遮音性に優れています。また、リノベーションもしやすいため、資産価値も高いです。
コストカットの横行
分譲物件でも厳しい目で検証しなければなりません。分譲物件の賃貸化が進んでいるからです。
特に地価の安い郊外の物件ほど建築費高騰の影響を受けやすいため、目に余るコストカットが多いようです。
あの手この手のコストカットの犠牲者にならないためにも、天井と床をチェックしてください。
参考:週刊ダイヤモンド2020.2/29号など