【三国志 正史と演義の比較】尹黙(いんもく)、劉備を帝位に就かせるために尽力!劉禅の家庭教師も務め蜀一筋に尽くした【史実との違い】




三国志

演義の尹黙

劉備を蜀の帝位に就かせるために諸葛亮とともに活発に活動した、文武百官のうちのひとりです。

諸葛亮が第一次北伐の軍を起こした時、李譔とともに博士に任ぜられ、以後はもっぱら内政にあたった人物。有能な役人であったようです。

正史の尹黙

字は思潜。梓撞郡浩県の人。荊州に出て水鏡先生・司馬徽の教えを受け、古今のあらゆる典籍に通じ、暗唱していたといいます。

その後、劉備に仕え、益州平定の際、勧学従事に任じられ、蜀の二代目皇帝となった劉備の子、劉禅に学問を教えた師でもありました。

黄初元年(220年)頃、蜀の勤学従事を務めており、同じ役目にあった譙周(しょうしゅう)、張爽らと上奏文を奉って劉備を帝位に就かせるべく尽力しています。

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