5分で読める!機動戦士ガンダム第21~25話までのあらすじ(放映日・脚本・演出・絵コンテ・作画監督も)




ガンダム

第21話 激闘は憎しみ深く

ランバ・ラル隊の攻撃により、多くのクルーを失ったホワイトベースは、修理もろくに進まず立ち往生していた。

そんな中、重傷を負ったリュウは再びアムロを独房に入れたブライトを心配し、みんなの気持ちをまとめようと努力する。

一方、隊長を失ったランバ・ラル隊は、ハモンをリーダーとしてホワイトベースに最後の攻撃をしかける。

ランバ・ラルの敵討ちに燃える兵士たちは、生きて帰らぬ覚悟で襲いかかり、ホワイトベース隊を苦しめる。

リュウの願いで独房から出たアムロはガンダムで出撃する。相手の自爆特攻に気付き阻止しようと試みるアムロだが、動きの止まったガンダムにハモンが襲いかかり、逆に窮地に陥る。

しかし間一髪、突っ込んできたコア・ファイターの突撃に救われ、敵を何とか撃退。

すべてが終わったあとに、コア・ファイターのパイロットがリュウだったことを知り、クルーたちは、悲しみに暮れる。

放映日:1979年8月25日/脚本:荒木芳久/演出:行田進/絵コンテ:斧谷稔/作画監督:山崎和男

第22話 マ・クベ包囲網を破れ!

激戦をかろうじて切り抜けてきたホワイトベース隊であったが、リュウをはじめ多くの隊員を失い、艦も大きく傷ついてしまった。

過酷な状況下でホワイトベースの指揮をとり続けていたブライトは、過労によりダウンしてしまう。

ホワイトベースを仕留めるための作戦を立てるマ・クベは、特殊工作兵を派遣して、ECM(レーダー妨害装置)とミノフスキー散布装置を破壊し、ホワイトベースからステルス機能を奪い取ることに成功する。

倒れたブライトに代わって急速指揮をとったミライだが、マ・クベ隊の攻撃に対して、的確な指示を出すことができず、ホワイトベース隊は窮地に陥いる。

マ・クベの巧みな戦術にホワイトベースは、用意された大型メガ粒子砲の前に誘導され、その攻撃の前に大破 不時着を余儀なくされる。

物資も尽き満身創夷のホワイトベース隊に残された力はなく、前線でオデッサ作戦の指揮をとるレビル将軍へ救援を求める。

放映日:1979年9月1日/脚本:松崎健一/演出:貞光紳也/絵コンテ:貞光紳也/作画監督:安彦良和

第23話 マチルダ救出作戦

マ・クベの策略により大破したホワイトベースは、レビル将呼軍へ補給を求める。

連絡を受けた将軍は、マチルダにホワイトベースの補給及び新型装備の搬入を命じた。

しかし、ジオン軍に内通しているエルラン中将により、この動きは敵に知られてしまい、補給部隊は窮地に陥る。

マチルダからの通報を受けたホワイトベースは、補給部隊を救出すべく直ちにモビルスーツ隊を出撃させる。

だが敵の攻撃は苛烈を極め、ガンダムも苦戦を強いられた。

その頃、援軍の到着で、敵からの攻撃が弱まった補給部隊は、新装備のGファイターをその場でハヤトに託しガンダムの援護に向かわせることにした。

Gファイターとガンダムの連携プレイで敵部隊を壊滅させたアムロたちは、無事に補給部隊とともにホワイトベースに帰還する。

そして、オデッサ・デイに間に合わせるための修理が開始された。

放映日:1979年9月8日/脚本:星山博之/演出:藤原良二/絵コンテ:藤原良二作画監督:中村一夫

第24話 迫撃!トリプル・ドム

ホワイトベースがマチルダ隊より補給を受けていたその頃、キシリア直属の黒い三連星と呼ばれるマッシュ、オルテガ、ガイアの精鋭3人組が新型モビルスーツ であるドムとともにマ·・クベの元に向かっていた。

オデッサに到着した3人は、さっそくホワイトベースに夜襲をかける。

補給中の急襲にホワイトベースは身動きが取れず、モビルスーツが出撃し三連星を迎え撃つ。

だが、ドムのスピードの前にガンタンクとガンキャノンは翻弄され、ガンダムにドムの撃破を委ねることになる。

黒い三連星はガンダムを強敵と見るや否や、ドム3機による連続攻撃「ジェット・ストリーム・アタック」をしかける。

三位一体の連携に苦しむアムロだったが、マチルダの捨て身の攻撃に助られて、マッシュを撃破、三連星は退却する。

ホワイトベースが黒い三連星を退けた報を受け、レビルはオデッサ作戦の始動を宣言するのであった。

放映日:1979年9月15日/脚本:山本優/演出: 関田修/絵コンテ:斧谷稔/作画監督: 安彦良和

第25話 オデッサの激戦

オデッサ作戦の開始を受け、進撃するホワイトベース。慣熟飛行中のGアーマーは偶然、敵方ジオンの基地から発進する連邦軍の飛行機を発見、アムロはエルラン中将の裏切りを糾弾する。

マッシュの敵討ちに燃える黒い三連星の残るふたりが再びガンダムの前に立ちはだかるが、オルテガは簡単に撃破されてしまい、隊長のガイアも部下の仇を討てぬままあえなく散る。

エルランの失敗とガンダムの活躍により、マ・クベが描いていた戦略は大きく崩れ、ジオン軍の前線は総崩れとなってしまう。

窮地に追い込まれたマ・クベは水素爆弾の使用をほのめかし、レビルに対して軍を引くように求めるが、レビルは意に介さず黙って軍を進撃させる。

歩みを止めない連邦軍に対して、業を煮やしたマ・クベはついに水爆ミサイルを発射させるが、ガンダムがミサイルの起爆装置をビームサーベルで一刀両断し、事なきを得るのであった。

放映日:1979年9月22日/脚本:荒木芳久/演出:貞光紳也/絵コンテ:貞光紳也/作画監督:富沢和雄

参考:別冊宝島662『僕たちの好きなガンダム』など

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