三国志

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顧雍 こよう、呉の孫権を支えた丞相。陸遜を高く評価【三国志 演義と正史の比較】

呉の丞相。呉郡呉県の人。 演義の顧雍会稽太守張紘の推挙で孫権に仕えた。 赤壁の戦い前夜、開戦の説得者諸葛亮を前に、張昭と共に開戦反対派として周瑜を説得したが無駄に終わった。 劉備より荊州を奪わんと張昭と孫権に数々の進言をした。 ようや...
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呉班 ごはん、「張苞殿と手勢を率いて張飛殿の仇を討ちます」【三国志 演義と正史の比較】

蜀の武将。大将軍何進の属官呉匡の子。 呉で関羽が死んで劉備が呉討伐を起こしたときに従軍した。 のち諸葛亮の北伐に従い、祁山では戦おうとしない司馬懿の軍が動いた時にこれを破った。 演義の呉班劉備が益州の牧となった際に文官武将がうち揃って恩...
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孔融 こうゆう、劉備や太史慈などの客人を厚遇したが、曹操の逆鱗にふれ刑死【三国志 演義と正史の比較】

北海の太守。孔子の第二十代の子孫。父の孔宙は泰山の都尉。幼少の頃より神童と騒がれた才人。劉備や太史慈など の客人を厚遇した。 演義の孔融董卓を征伐するために集まった諸侯のひとり。虎牢関を攻撃するときの八軍に加わり呂布と戦った。反董卓連合軍...
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黄忠 こうちゅう、関羽・張飛・趙雲・馬超と並ぶ五虎将軍の老将【三国志 演義と正史の比較】

南陽郡の人。劉表のもとで中郎将となる。劉表の甥の劉磐とともに、長沙の攸県を守護した。 劉表の死後、劉琮が曹操に降伏すると、神将軍となり、長沙太守の韓玄配下に置かれた。 弓の名手で、百発百中の腕を誇る。 演義の黄忠 荊州を手に入れたあと、...
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黄祖こうそ、孫堅・孫策・孫権という孫家三代の仇敵【三国志 演義と正史の比較】

演義の黄祖袁術の指示で孫堅が劉表に攻撃をかけてきたとき劉表の先手として江夏の軍を率い、樊城で戦った。 しかし敵将程普や黄蓋に本陣を襲撃され大敗して鄧城へと逃げこんだ。 敵将孫堅が死んだ後の戦いでは勝利したのだが、黄蓋に追い詰められ生け捕...
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公孫瓚こうそんさん、劉備と親交があり、華北で袁紹と争う【三国志 演義と正史の比較】

字は伯珪。北平の太守。遼西郡令支県の人。盧植に学んでいた頃、劉備と親交があった。 演義の公孫瓚袁紹を盟主にした董卓討伐軍に諸侯、第十四鎮として参加。 劉備・関羽・張飛が漢王室から冷遇されてるのを見かねて彼らを袁紹に紹介する。 のち孔融や...
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侯成(こうせい)、呂布に従っていたが、赤兎馬を奪って曹操に投降【三国志 演義と正史の比較】

呂布の騎将で戦功豊富だが、罰を受けて曹操に寝返った。 演義の侯成呂布につき従った数少ない将。 漢陽で曹操と戦った時には、罠に落ちた 曹操が漢陽の城門前に現われたチャンスを衝いて、一気に出撃。 曹操を討とうとしたが、惜しくも典韋に阻まれ...
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高翔(こうしょう)、司馬懿相手に活躍した蜀将【三国志 演義と正史の比較】

蜀将。右将軍、玄都侯(正史では玄郷侯)の位まで昇る。 演義の高翔孔明の北伐には、第一次から従っている。 天水攻めでは張翼とともに伏兵を務め、作戦通りではなかったが姜維(当時は魏将)に襲われた超雲を救った。 街亭の戦いで馬謖が失策を犯した...
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黄蓋(こうがい)、周瑜とともに、曹操が敗れた赤壁勝利の立て役者【三国志 演義と正史の比較】

字は公覆。呉の将。零陵郡泉陵の人。 赤壁の戦いで、周瑜とともに策を講じ、勝利を導いた功労者。 演義の黄蓋鉄鞭の使い手。程普、韓当らとともに、孫堅から三代に渡って呉に仕えた。 反董卓連合軍にも参加している。孫堅死後も、孫策の旗揚げに協力し...
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高順(こうじゅん)、呂布に忠義をつくした「陥陣営」というあだ名の勇将【三国志 演義と正史の比較】

呂布の配下の将。魏続、侯成らとともに呂布に従い転戦する。 演義の高順漢陽城の城門前で、侯成とともに曹操に打ちかかるが、典韋に退けられた。 呂布が漢陽を追われると、高順は陳宮とともに呂布の家族を守って逃げのび、呂布を追った。 劉備が留守の...
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黄皓(こうこう)、蜀を滅亡に導く宦官、姜維も怒らせる【三国志 演義と正史の比較】

蜀末期の宦官。 董允の在世中は黄門丞正まりだった が、その死後、陳祇が董允の後任として得中に座ると、接近して政務に携わる。 陳祇まで死ぬと黄門令、中常侍、奉車都尉と異例の出世をし、劉禅にへつらって国政を牛耳った。 演義の黄皓蜀の後主、...
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耿紀(こうき)、曹操暗殺のクーデターに失敗【三国志 演義と正史の比較】

字は季行。洛陽の人。 後漢朝への忠節篤かったが、曹操から召されて魏に仕え、丞相撲から侍中へ昇進。少府も兼ねた。 演義の耿紀しかし、曹操が魏王となり、皇帝と同じ馬車に乗っているのを憤り、建安二三年 (二一八年)正月、他の者らと協力して曹操暗...
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高幹(こうかん)、袁紹の甥で曹操に捕まるも後に背く【三国志 演義と正史の比較】

字は元才。袁紹の甥で、并州の太守。 演義の高幹官渡で敗れた袁紹のため、兵5万を率いて救援に向かった。伯父袁紹らととともに曹操軍に逆襲をしかけるが、程昱の「十面埋伏」の計にかかり矢傷を負って敗退する。 袁親子は本拠地に戻って兵力を養い、ふた...
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呉懿(ごい)、劉備に従い、諸葛亮の北伐でも活躍した蜀の車騎将軍【三国志 演義と正史の比較】

蜀の将。陳留郡の人。蜀将呉班は彼の従弟。 妹の呉氏は、先に劉焉の子劉瑁(劉璋の兄)に嫁いだが、未亡人となった後に劉備の夫人となり、皇后、皇太后になった。 演義の呉懿劉備の蜀入りに対し、雒城を守っていたが、趣雲に捕らえられて降伏した。 他...
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厳輿(げんよ)、孫策軍の蒋欽、陳武、韓当に撃退される【三国志 演義と正史の比較】

東呉の徳王と名乗った厳白虎の実弟。兄につき従って江南一帯を我が物顔に荒らした。 演義の厳輿呉郡をめぐって、孫策の軍勢と激しくやり合った。 孫策軍がせまると、兄の命令によって楓橋に布陣して迎撃した。 しかし橋の両側から蒋欽、陳武の水軍の攻...
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厳白虎(げんはくこ)、孫策に対抗するもの敗退【三国志 演義と正史の比較】

呉郡を本拠にしていた地方軍閥。東呉の徳王を自称。 江南にはびこった野盗の親玉で、一時、呉郡一帯までを占拠した。徳王を名乗ったのはこの時。 演義の厳白虎劉繇を討った孫策はさらに兵を東に進め、厳白虎と争うこととなった。孫策軍がせまると弟・厳輿...
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孫尚香 そんしょうこう、劉備との間にはぐくむ年齢を超えた愛

孫権の異母妹で劉備の妻。孫仁、孫夫人ともいう。 幼いころから武術を好む男勝りの性格で、腰元たちに薙刀を持たせ、部屋に具足を飾るほどだった。 周瑜が結婚話をエサに劉備を捕らえようとしたときには、孫権の実母であり、孫尚香の叔母にあたる呉国太...
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公孫越(こうそんえつ)、公孫瓚と袁紹との泥沼の戦いのきっかけに【三国志 演義と正史の比較】

北平太守である公孫瓚の一族。 演義の公孫越公孫瓚の弟になっている。袁紹が韓馥から冀州を騙し取ると公孫墳は領土の分割を迫り、公孫越を使者に送った。 袁紹は表向き了承するが実際には公孫越の帰途に兵を伏せ、内密に殺してしまう。 これが生き残っ...
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ザルツブルクの監督、南野拓実がリヴァプールで活躍するのは「時間の問題」と述べる!

RBザルツブルクのジェシー・マーシュ監督は、南野拓実がリバプールに大きな影響を与え始めるまで、「時間の問題」だと述べているという記事(2020.4.16)を見つけたので、翻訳/意訳しておきます。 南野拓実がリヴァプール加入後のスロース...
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黄権(こうけん)、劉璋・劉備・曹丕に仕え、司馬懿にも評価された武将【三国志 演義と正史の比較】

蜀の幕僚。劉璋、劉備、曹丕と三人の君主に仕えることになった。 演義の黄権 主簿の黄権は、張松の言葉にのって劉備を劉に招きいれようとする主の劉璋を、王累、李恢とともに必死で諌めた。 劉璋の衣のすそをくわえてまで引きとめ、前歯二本が折れたが、...
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厳顔(げんがん)、張飛も敬服!黄忠との老将コンビで張郃を迎え討った【三国志 演義と正史の比較】

蜀の名将。巴郡の太守。巴郡を守って張飛と戦い、敗れて捕らわれたが、「首をはねられるべき将軍はおっても、降伏する将軍はおらぬ」と決然といいはなち、張飛を敬服させた。 演義の厳顔老齢だが万夫不当の勇将として名を馳せる。 益州の牧劉璋に仕えてい...
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厳綱(げんこう)、公孫瓚軍の大将のひとりで袁紹軍に敗れる【三国志 演義と正史の比較】

北平太守、公孫瓚の配下で、大将のひとり。公孫瓚の命を受けて、冀州の刺史を務めた。 演義の厳綱袁紹に弟の公孫越(正史では従弟)を殺されたことが発端となり、公孫瓚と袁紹は全面対決に突入。 厳綱はこの一戦で大将のひとりとなり、衰紹軍と対時した。...
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厳畯(げんしゅん)、孫権に仕え、諸葛亮に論破される呉の幕僚のひとり【三国志 演義と正史の比較】

張昭の推挙があって孫権に仕え、騎都尉 争中郎を拝命。孫権が皇帝になると衛尉に昇進し、亡くなる時には尚書令だった。 演義の厳畯南下する魏に備え、呉を味方につけたい孔明は、孫権を説得するため呉に乗りこんでくる。 この時孔明をいい負かすべく論...
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郤正(げきせい)、蜀滅亡後に劉禅と共に魏へ。姜維を高く評価【三国志 演義と正史の比較】

蜀の臣。蜀の滅亡に立ちあい、降伏した劉禅に従って魏に移った。 演義の郤正 諸葛亮の死後、宦官黄皓の讒言により冷遇され怒る姜維に対し、なだめて助言を与えた。 蜀が魏将鄧艾の侵攻を受けた折には、劉禅に諸葛亮の子の諸葛瞻(しょかつせん)を起用す...
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