芸能界入りのきっかけ
もともと、彼女は芸能界志望ではなかった。フィギュアスケートの練習に明け暮れていた4歳のときに、「CMに出ている浅田真央を見て、わたしもCMに出てみたい」と思い、母には内緒で送ったオーディションの応募書類が、人生を変えることになる。「ずっとスケートをしていくんだと思っていました。ドラマはあまり観ていなかったですし、役者さんの名前も全然知らなかったんです。」
人見知りとエゴサーチ
「昔から人見知りで、自分からは友達を遊びに誘うことができない子供でした。」
「今でも一度断わられると、もう二度めは誘えない。ただタイミングが合わなかっただけなんだろうけど、わたしのことが嫌いなんじゃないかとか、考えすぎちゃって…。とにかく気にしいなんです。」
出演作のオンエア日には、エゴサーチをし、事細かにチェックするという。「見ないほうがいいってよく言われます。視聴率や評価が悪かったら自信も失うし…。でも、観る人によってとらえ方が違うので、演じるうえでの参考にもなっていて、どこか楽しみにしている自分もいるんです(笑)」
朝ドラヒロインが目標
今後の目標には朝ドラヒロインを掲げている。「そのためにはもっとキャリアを積んでいく必要があるので、目の前の仕事をひとつずつ頑張っていくしかないなって思っています。」
「ただ、遠い将来はまったく想像できないんです。こんなに不安定なお仕事ってないじゃないですか。だから18歳になったときに、30歳までの年表を書いたんです。その先のことは、それから考えようと思って。ありがたいことに20歳までは思っていたことがかなっています。20歳の目標ですか? 秘密です」
小芝風花を知り尽くす10問10答!
Q.休日の過ごし方は?
A.最近はいろんなことを勉強したい欲が出てきて、難しい本を読んでいます。
Q. マイブームは?
A.タピオカです。わたしは流行に疎いので、いつも妹に教えてもらっています。
Q,20代になってよかったなと思うことは?
A.ご飯に誘ってもらう機会が増えたことです。
Q.お酒は好き?
A,好きです。でも、弱くてすぐに眠くなります。
Q.飲み友達はいる?
A.本当に友達が少なくて。いつも母と飲んでいます。
Q.カラオケでは何を歌う?
A,甲斐バンドさんや長渕剛。あと、ボカロも好きです。
Q.好きな男性のタイプは?
A.優しくて面白い人です。
Q.役へのアプローチ方法は?
A.特別なことはせず、現場の空気に合わせるようにします。
Q.挑戦したい役柄は?
A.闇を持った女のコや猟奇的な人間を演じてみたいです。
Q.仕事をしてみたい監督は?
A.是枝裕和監督です。リアリティある作品に挑戦したい。
参考:「FLASH」2019/5.7・14・21号など