2019-2020フランスリーグ1において、最近、パリサンジェルマンのトーマス・トゥヘル監督が4-4-2を採用していて話題になっているそうです。その最大の特徴は攻撃陣〝ファンタスティック4〟です。
トゥヘルが考える4-4-2の特徴とは?
4-4-2
トゥヘル監督「われわれはチーム全体で攻撃し、チーム全体で守る。フットボールにおいてチームの取り組みはおそらく最高のものである。4-4-2でプレイする場合一体になってできることがたくさんある。」
全員ですべきこと
トゥヘル「選手誰もが求められたことをしないといけない。そして今選手たちはそれをしている。今われわれはチームとして勝つ。誰もが必要なことをやっている」
ファンタスティック4!
その4-4-2の攻撃陣は豪華です。2トップにムバッペとイカルディ。両サイド左にネイマール、右にディマリアです。
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これがパリサンジェルマンが誇るファンタスティック4です。この4人の攻撃力は凄まじいものがあります。
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この第20節vsモナコ戦前までに、ネイマールは公式戦6試合連続ゴール中(モナコ戦ではPKを含む2得点)、ムバッペはリーグ戦4試合連続ゴール中、イカルディは19節でハットトリック、そしてディ・マリアは今季開幕からずっと好調を維持し攻撃を牽引しています。
PSGの守備の不安
前線からの守備が足りない…
ただし、この4枚は守備に不安を抱えています。確かにアタッキングサードでボールをロストした時、すぐにボール奪還への守備はしません。歩いていますからね。前線から守備してくれないと、中盤やディフェンス陣が酷使されることになるのです。この点は、例えばリヴァプールのサラー、フィルミーノ、マネとはずいぶん異なります。
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イカルディはOK
これに関してトゥヘル監督は、なかんずくイカルディの守備に関して「すばらしい。彼はチームプレーをしてくれる。チームがバランスを取るために何をしなければいけないのかをわかっている。彼はとても効果的で、守備でも貢献する。」と述べています。
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しかし、モナコ戦ではそのファンタスティック4の守備の脆さから、ネイマールが試合開始早々に先制するも、一時はすぐにモナコに逆転されてしまいました。また、これはファンタスティック4のせいではありませんが、後半には同点にされてしまいました。
やはり脆い守備
ところで、パリサンジェルマンのアタッカーと言えば、やはりカバーニ!通算200ゴール間近…しかし彼は最近ベンチを温めており、夏にはアトレティコへの移籍が濃厚になっているそうです。モナコ戦では残り5分くらいの出場、少し寂しいですね。
ちなみにカバーニは、ファンタスティック4とは比べものにならないほど、守備を献身的にするフォワードです。
参考:DAZN「PSGvsモナコ:第20節」