その0 エヴァンゲリオンの新作としてのシンゴジ
怪獣映画としては95点、実写映画としては65点、エヴァの新作としては120点!つまりゴジラを観に行ったらエヴァだった…
その1 ドラマがステレオタイプで浅い
謎の人物を出しても物語上で効果的ではない。主人公の矢口もきれいごとしか言わずに凡庸なシーンにしかなっていない。庵野作品の特徴だが、主役以外のI.Qが低い。
その2 庵野ワールドの押し付け
庵野のような俺様型の作家(永井豪や松本零士も)は、今まで作ってきた作品は全部一つの世界だったと言いがちだ。例えば銀河鉄道999も宇宙戦艦ヤマトも同じ一つの世界、ゴジラもエヴァも同じ世界の出来事としてリンクさせてしまう…
その3 CGが安っぽい
在来線爆発、いわゆる電車アタックや多摩川シーンが代表的だが、CGの仕上げが中途半端…
その4 観たことのある映像ばっかり
映像作家として観客の目を奪うようなシーンがない…
その5 テーマが正直ではない
言い換えれば、テーマに嘘があるということ。組織論として失敗、リアルな日本を描き切れてもいない…
2019年3月13日現在、この点に岡田斗司夫氏はまだ言及していませんが、2017年の小出恵介氏の未成年に対する条例違反の不祥事、そして2019年3月のピエール瀧氏の麻薬取締法違反での逮捕によってテレビ放送がより困難に…地上波ではカットが多くなるなぁ…