大注目!ひろゆき氏の『お金の話』これだけは学んでおきたい〈7つのこと〉



最近は何故かユーチューバーとしても活動してしまっている、元2ちゃんねる管理人およびニコニコ生放送のえらい人(だった)「ひろゆき」こと西村博之氏。
彼の近著『これからを生きるための無敵のお金の話』(興陽館)の注目すべきポイントを7つの項目にまとめてみた。1)ちなみに博之氏は本を自分では書いてないそうだ。YouTube等でしゃべったことを、おそらく編集者だろう勝手に本にしてくれるのだそうだ。この本もその類だろう。

なぜお金が欲しいのか?

幸せになりたいからではなく、実は「安心」=「不安を感じない状態」になりたいから、とひろゆき氏は述べる。
ということは、お金と「不安」を切り離せばよい。お金にこだわらなくなる。
お金がなくても不安を感じない状態にすればいい。2)6ページ 本文は傍点

「不安」を解消するには?

ひろゆき氏はその具体的な方法としてベーシックインカムを提唱している。毎月無条件に数万円が国からもらえるという制度だ。
この意見は、読者としてはかなり将来的な話なので今現在の実用的な思考とは言えない。そのほかに何かないかとページをめくっていくが、いますぐに利用できそうな明確な答えが、この本にはなかった。
ただし、不安を解消する方法については書いていないが、その前の段階、つまりそもそも不安が生じないようにする方法については書いている。後述する。

お金持ちのなり方

ひろゆき氏は、いかにしてお金持ちになったのか?
結論としては、子供の頃からほとんどお金を使わなかったし、今もお金を使わない。大学生の頃に、アメリカに留学するために英語の勉強のために英会話学校の無料体験授業をはしごした話はYouTubeなどでも何度もお話しされている。
使わないという事は減らないということ。稼いだお金がほとんど減少しない。お金が余る、そして自然とお金持ちになると言う理屈だ。
収入が上がると人は生活コストをあげてしまう。宝くじに当たった人が多くが破産するのは、お金が入った後自分の生活のレベルを上げてしまうからだ。
したがって生活レベルをけっして上げてはいけない。これがお金持ちになる最も確実で有効な方法である。
商品の購入を煽るような言葉に騙されないように。煽っている人達の中には、本心は自分たちの商品を買って欲しいという利己的な理由なのに、「経済が良くなる」と公的な視点からを装って宣伝している…それに乗っかってしまうのは「バカ」だ。なぜなら、個人のレベルでは、お金は使ったら減るだけなのだから…

お金持ちの気持ち

そのようにして実際にお金持ちになったひろゆき氏が確認できた事は、
「お金をもっても大して人生は変わらない」とうことです。3)67ページ
お金で買えるものでは、大して人生変えられない4)68ページ 本文は傍点
そして決定的なのは、おそらくお金持ちになったひろゆき氏が実感したように、お金持ちになっても「不安」は消えないということです。お金によって「不安」を解消することはできないのです。これは説得力がありますね。
その上で、お金持ちになって得るものではなく、失うものを考えてみようとひろゆき氏は言う。
ここから少し自己流の解釈も含めてまとみる。
失うものとはお金がなくても幸せだと言う感覚である。お金は本質的には幸せとは無関係である。しかし現代人はお金を前提にして幸せを考えてしまう。
お金を得ると何かを欲しくなってしまう。それを手に入れても、また欲しくなってしまう、より高いもの欲しくなってしまう。この欲望は埋まらない。この満たされなさこそお金によって失われるものだ。
資産を作る、一番の方法は、お金を使わないこと。
運用に頭と時間を使うのは損。5)88ページ

ポジティブな生活保護獲得運動

好きなことを仕事にしてやるだけ、やってダメだったら生活保護申請すればいい。これがひろゆき氏の繰り返し述べている人生楽勝パターンだ。YouTubeのスパチャでも人生詰んだ系の質問には生活保護をすすめてている。
生活保護についてはこの本ではこれ以上語っていないが、やはりYouTubeでは、リスナーのコメントに対して、生活保護のを申請する心の中の抵抗について喝破している。興味のある方はそちらを参照にしていただきたい。
話がわき道にそれるが…
宮台真司氏は、ビデオニュースドットコムだったか、日本は恥の文化で世間の奴隷、西洋は罪の文化で神の奴隷と言っていたのを思い出した。多様な生き方ではなく、同質性の高い社会では、難しいのかもしれない。日本は他者の気持ちと法が一緒、西洋はそれが別なので法を守れば、自分らしく振舞ってOK。
生活保護者として指さされることを気にする必要はないのだ。

休日の「バカ」

バカな人たちは、休日にお金を使いたがります。6)128ページ
趣味=お金を使わないで自分が楽しいと夢中になれるものがないので、
空いた時間というのが、自分にとって「幸せな時間」ではなく、「埋めなければならない時間」だと考えてしまう人たち7)128ページ
消費しているだけではいつまでたっても幸せになれないのだ。なぜなら、幸せを感じ続けるために、ずっとお金を使い続けなくてはならないから。8)128ページ
お金を使うのではなく、コストをかけるのではなく、初めに自分が幸せを感じるためには何が必要か?を考えてみる。9)ただし、人は幸せで居続けることは無理だし、楽しい面白いと思うものでも飽きてしまうので、不安や不幸をどれだけ減らすかを考えた方がよいともひろゆき氏は言っている。
そうすると対してコストがかからないことがわかり、「もうそんなに働かなくてもいいよね、俺」と言う人が出てくるのではないか、と博之氏は言う。

人はなぜ生きるのか?

この問いかけに対するひろゆき氏の回答は明確である。
死ぬまでにできるだけ、楽しく幸せに暮らすため10)147ページ
そういうわけで、そろそろまとめです。
最強で無敵の生き方は、「お金を使わないで楽しく暮らせる能力」を身につけて実践すること。11)僕は省略したが、この本では、これらの他に、「一生食いっぱぐれない手段」や「確実に収入を上げる方法」そして「日本に生きていくために必要なこと」などについて述べている。この本の後半部分の内容は、『このままだと、日本に未来はないよね。』(洋泉社)の方が詳しい。

脚注   [ + ]

1. ちなみに博之氏は本を自分では書いてないそうだ。YouTube等でしゃべったことを、おそらく編集者だろう勝手に本にしてくれるのだそうだ。この本もその類だろう。
2. 6ページ 本文は傍点
3. 67ページ
4. 68ページ 本文は傍点
5. 88ページ
6, 7, 8. 128ページ
9. ただし、人は幸せで居続けることは無理だし、楽しい面白いと思うものでも飽きてしまうので、不安や不幸をどれだけ減らすかを考えた方がよいともひろゆき氏は言っている。
10. 147ページ
11. 僕は省略したが、この本では、これらの他に、「一生食いっぱぐれない手段」や「確実に収入を上げる方法」そして「日本に生きていくために必要なこと」などについて述べている。この本の後半部分の内容は、『このままだと、日本に未来はないよね。』(洋泉社)の方が詳しい。



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