悩みの原因
人間の悩みはすべて対人関係から!
ニートや引きこもりは実は人目の異常に気にしています。僕も経験があります。僕の言い方で言うと、他者の目を内面化してしまっているんですね…
友だちや会社の同僚が悪口を言っているかもと妄想する、上司に怒られたくない、近所の人の目が自分をバカにしているように感じる、親との関係がギクシャクしている…などなど
だから、学校や会社に行かなくなり、引きこもったりニートになっちゃうんだなぁ…
悩みの解消のために
友だちが悪い、同僚や上司が嫌いだ、近所の人が邪魔だ、親がうるさい…
彼らに変わってほしい…
アドラー心理学的には、これ↑は間違い!
対人関係の悩みから解放されるためには、自分が変わればいい!!!変わらなくてはならない!
他者からどう思われるかを気にせず、
自分の人生の主人公として!
今!ここ!から新しい歩を踏み出す勇気さえ持てば、
人はいつからでも幸せになれるのだ!
無理じゃない!
自分を変える、変わると言ってもそんなに簡単じゃない…もう自分という人間は長年生きていて出来上がってしまっている。
年齢を重ねれば重ねるほど難しいだろう…
アドラー心理学的には、これ↑は〈思い込み〉だ!
長年の積み重ねがあるからそうすぐには変われないと言う思い込みがあるし、人は思い込みがちだ。
しかしそれは慣れ親しんだ自分のスタイルを捨てることが怖いと言う意思が働いた言い訳に過ぎない。
言い訳のために過去を捏造しているのだ。この考え方の転換は重要な点だ。
自分を変える4つの「魔法」
人生は自分が主人公!。(自己決定権)
自分が置かれた環境をどう捉えて、自分の人生をどのように歩むかを決めるのは自分自身!自己決定を意識し、今ここを真剣に生きるのだ。
例えば、他者よりも勉強ができないと言う劣等感、生まれ育った家が貧しいと言う生育環境…だから、学歴がなく、希望の職にも就けず、年収も低い…
こういった状況をどのように考えて克服すれば良いのか?
自己決定に関わっている!
→ ×どうせ貧乏だから、どうせ頭悪いからといって家に引きこもり
→ ◎勉強以外の自分の特技を見つけて生かす!
大事なのは「過去」ではなく目的(目的論)
人間の行動は過去の経験(原因)で決定されるのではなく、未来への目的によって決定される!
例えば、再就職がうまくいかないのは過去の会社を退職する原因となったのあいつのせいだ…だから、また職場で同じような奴がいるかもしれないので、傷つきたくないのでもう働きたくない…
これ↑は間違い!過去にこだわっちゃダメ!
現在直面している問題は過去のトラウマや他者のせいではなく、何らかの目的を叶えるために自分で選んだ結果である。
今の自分が大事なので、過去のトラウマをすてなければならない!
・過去の自分 → 過去には戻れないので行動は変えられない…
・未来の自分 → 未来の目的は変えられるので行動も変えられる!
人はみんな「主観」と言う色メガネをかけている(認知論)
人は自分の主観から逃れることはできないが、主観は物事の捉え方次第で変えることができる、コントロール可能である。
異性に対する第一印象として、同じ対象を見てもややポチャだなぁって感じるか、かわいいなぁって感じるかは、主観が生み出している。
劣等感や優越感も同じように主観が作り出しているので、考え方を工夫すれば何とかやり過ごせるのだ。
他者を変えることはできない(課題の分離)
何度注意しても部下が同じミスをする…これに対してイラついても無駄である。失敗してペナルティを受けるのは部下であって、自分ではない!それは部下の課題なのだ
これが課題の分離!他者の課題には自分の人生に無関係なので切り捨てる!
この考え方を敷衍すると、他者にどう思われるかは関係ないことになる。
例えば、ほめられない=失敗/ほめられる=成功という二分法が染みついていて、認めてもらうためにがんばるなんて絶対にダメ…
他者の期待を満たすために生きるようになり、自分が貫けなくなり、苦しいだけだからだ…
他者なんて関係ない…自由とは他者に嫌われることだ…
有名なベストセラーのタイトル『嫌われる勇気』とは、そういうことなのだ
以上、このように変わる勇気を持って人生の一歩をふみ出せば、ニートや引きこもりでも幸せに生きられるのだ!生きたいぞ!