横浜F・マリノスのポステコグルー監督が、2019年を振り返ると同時に、2020年について語っていたので、興味深かったです。
2019年の戦術を振り返って
チーム一体!
「私がこの2年でチームに求めてきた事は実にシンプルですが、実行するのは簡単ではありません。選手同士の信頼関係が欠かせませんからね」
ポステコグルー監督「大事なのはチームが一体となってプレイすることです」
GKが攻撃の起点!
ポステコグルー「F・マリノスでまず攻撃の起点となるのはゴールキーパーです。守備以上のプレイを要求しています。逆に真っ先に守備をするのはストライカーです。最初にプレッシャーをかけなければなりません。大事なのは全員攻撃、全員守備!多くの得点を決められるのも相手のゴールの近くで守備をしているからなのです」
データ的な裏づけ
全員攻撃!全員守備!というプレースタイルはデータにもあらわれています。
2019年F・マリノスのJ1トップの記録
・得点68
・シュート数449
・スプリント数(1試合平均)193
・走行距離(1試合平均)116.647㎞
2020年、目指すサッカーは?
ポゼッション率は重視
ポステコグルー「たとえ完璧な試合ができたとしても、私がさらに上のレベルを求めるので、決して理想まではたどり着きません」
ポステコグルー「あえて言うなら、可能な限りボールを保持し、相手陣内で試合を進めたいですね」
ポステコグルー「チームのレベルを上げるには、選手の顔ぶれや考え方、練習内容も変えていく必要があります。その意味でも新しい選手たちにはとても満足しています」
〝思い出してほしい、アグレッシブさを忘れるな!〟
ポステコグルー「攻撃的なサッカー、たくさん点を決められるサッカーで成功をおさめられることを私は証明したいと思っています」
ポステコグルー「私も長く監督を務めたいですし、見て楽しいサッカーで勝利を収め、優勝できると証明したいと思っています」
〝ハードワークして!前でボールを見られるように!〟
新加入FWオナイウ阿道
キャンプでの練習試合に出場して、
オナイウ「まだ少し固かった部分もありましたし、戦術的な部分もまだ理解が必要かなぁって言う部分もありましたけど、まぁでも全体的にポジティブに…とらえていいんじゃないかなぁと思います」
参考:NHK BS Jリーグタイム「キャンプスペシャル」2020.2.1など