その6 プレゼントに対する誤解
貰い物をたくさん持っていることも危険信号である。おそらくくれた人の気持ちを考えて大切に保管しているのだろう。その意味ではとても仲間思いであったり家族を大切にする人であったりするのであろう。
しかしよく考えて欲しい。物には気持ちは無い。くれた時の、もらったときのその気持ちさえ心の中に留めておけば、物になど何の意味もないのである。
その7 座れないソファ
家の中を見回したときに、家具が本来の意味と異なるように利用されていたりしたら、それも良くない現象である。
家の中を見回したときに、家具が本来の意味と異なるように利用されていたりしたら、それも良くない現象である。勉強机の上にものが散らばっていて、いつも勉強することができない、あるいはいつも掃除をしてからでないと勉強に取り組むことができない。こんな学生の成績は良いはずがない。
これは家庭でも同じである。例えば、ソファーは座ってリラックスする場所だよである。にもかかわらず、洗濯物の置き場になっていないだろうか?勉強できない学生よろしく、生活が非効率的になり、人生がうまくはずはない。
その8 ダメ人間と責める悪循環
ものが多い事はよくないことだとわかっていても増えてしまう、自分はそのようなダメ人間であると自分を責める、罪悪感がつのる。
ものが多いことを意識しなさい、自覚しなさいと言うばかりでも意味はないばかりか、事態をより悪化させることにもなる。精神的に自分を追い詰めていることになり、いずれ健康に支障をきたすことになるのかもしれない。それは人生そのものを水の泡にすることである。
対策 「捨てる」と再評価
対策としては、まず捨てることである。
そのためには決断が必要である。
本当に必要なものは何かということを見極め、部屋にあるものを、とって心が動かないようならば思い切って捨てよう。
次に今もっているものを再評価しよう。何か新しいものを買い足すのではなく、言い換えればない物を求めるのではなく、今所有しているものをもう一度見直し、デザインや使い道を再考してみる。俺によってものを大切にする習慣が生まれてくるだろう。