9番が「10番」の仕事もする!メッシ型か、ルカク型か、ロナウド型か…近年のストライカー事情【現代サッカーの常識】




サッカー
近年、昔のブラジルって言う背番号10番。つまり点が取れるミッドフィルダーが減少。その一方で、9番で「10番」の仕事ができるストライカーが増加!

9番=10番ストライカーの3タイプ

①メッシ型
ドリブルで仕掛けて点も取れるが、同じくらいアシストにも長けています。
Jリーグならば、横浜F・マリノスのマルコス・ジュニオール、鹿島アントラーズのセルジーニョ、ガンバ大阪のアデミウソンでしょうか、攻撃ならば何でもできる選手ですね。
②ルカク型
ポストもできてスピードがあって、その上に人を使うこともできます。
Jリーグでもこのタイプは隆盛しています。FC東京のディエゴ・オリヴェイラ、北海道コンサドーレ札幌の鈴木武蔵、大分トリニータのオナイウ阿道、ガンバ大阪のパトリックですね。
③ロナウド型
ウイング気味のストライカーです。
プレミアリーグならば、リバプールのサラーやサネでしょうけど、Jリーグでは似たタイプを探すのが意外に難しい…横浜F・マリノスの仲川輝人、ヴィッセル神戸の古橋亨梧でしょうか。

「10番」減少の背景

選手個人や、スペースでの何人かのアドリブで点をとる南米型から、システムを重視し、その中で自分を機能させるヨーロッパ型への移行。
後者は仲間を使って点をとることになるので、必然的に古いタイプの10番の減少、新しいタイプの9番の台頭となっていったのです。
(ただし、余談ですが、J1やJ2には、助っ人ブラジル人何人かのアドリブに頼って得点をしようとしてるんじゃないの?ってゲームモデルのクラブありますよね…)
参考:スカパー!「19/20 イタリア セリエA 第3節 インテル VS ウディネーゼ」
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