プレミアリーグ第9節シェフィールドユナイテッド対アーセナル、ブレーズがホームで金星をあげましたが、GKディーン・ヘンダーソン好セーブ(前半終了間際のジャカのミドルシュートを弾いたのがハイライト!)していましたね。
そこでプレミアリーグ ゴールキーパー セーブ率 ランキング(2019-2020第9節まで)を調べてみました。(今のヨーロッパ最高のGKは、アトレティコのオブラクだとは思いますが…あくまでイングランドで…)
3位 レノ 75.6% (アーセナル)
Bernd LENO
ベルント・レノ
ドイツ代表
在籍2年目(23年6月満了)
1992年3月4日生まれ
189cm・82kg
昨シーズン32試合・0得点
チェフの後継者として加入した昨季、序盤に交代で出場してから定位置を確保。期待に違わず(レバークーゼンからの加入)1年目から守護神に君臨。やや心許ない最終ラインのいわば尻拭いをする形で100を超える数のセーブを記録しました。
驚異的な反射神経を持ち、至近距離からの強いシュートも弾き出します。また高いセービング能力と水準以上に足元の技術をもっています。ただし足元には同胞のクラブOBレーマンから不安視する声があがったことも。
とは言え、驚異の瞬発力は「ジャッキー・チェン以上」とサポーターに賞賛されています。今季は昨季6にとどまったクリーンシートの数は増やしたいところです。
SNSで彼女の写真をアップしがちです。
2位 ヘンダーソン 76.7% (シェフィールド・ユナイテッド)
Dean HENDERSON
ディーン・ヘンダーソン
イングランド
在籍2年目(マンUからのレンタル契約)
1997年3月12日生まれ
188cm・85kg
昨シーズン46試合・0得点(2部チャンピオンシップ)
厳しいコースのシュートも抜群の反射神経俊で防ぎ、昨シーズンはEFLのゴールデングローブ賞に輝く活躍で、シェフィールド・ユナイテッド昇格の立役者になりました。
昨季21試合のクリーンシートを達成、アストンヴィラ 戦ではアシストも記録しています。ただしボールの扱いに改善の余地があるようです。
クラブに招待された心臓病の少年を懸命に励ます心優しい一面も。
1位 ロリス 78.9% (トッテナム)
Hugo LLORIS
ユーゴ・ロリス
フランス代表
在籍8年目(22年6月満了)
1986年12月26日生まれ
188cm・82kg
昨シーズン33試合・0得点
2018年ワールドカップ優勝フランス代表チームを支えたキャプテンにして、クラブでも腕章を巻く頼れる絶対的守護神。
常に冷静な対応と驚異的な反応でゴールを守ります。安定したセービングに加え、大事なPKストップも連発しチームに大きく貢献。課題の足元も徐々に改善されています。左利きです。
「負けないことも大事だがとにかく勝ち切ること」と語るなど、プレシーズンからタイトルを意識した発言を繰り返してチームを鼓舞していました。
多くを語らないが、責任あるプレーで最後尾から集団をまとめます。「言葉ではなく、行動で示そう」と呼びかけてもいます。
2018年8月下旬に飲酒運転により朝まで留置場で過ごしました。また、料理対決でチャーハンを作り、シソコのカレーに敗れた過去があります。
参考:『2019-2020欧州蹴球名鑑』文藝春秋、『2019-2020EUROPE SOCCER TODAYシーズン開幕号』日本スポーツ企画出版社、『2019-2020EUROPE SOCCER PRAYERS GUIDE』エス・アイ・ジェイ