今さら聞けない?!アタランタってどんなクラブ?①歴史は?プレースタイルは?ガスペリーニ監督のカルチョとは?




サッカー

UEFAチャンピオンズリーグ グループC3節 マンチェスター・シティvsアタランタ。セリエA昨季3(大躍進!)アタランタですが、結果はハイリスク/ハイリターン戦術のマイナス面が出て、1-5の大敗でしたが、プレミア王者相手に勇敢な戦いをしていたので、この機会にアタランタについて整理しておこうと思いました。

プロビンチャーレ(地方クラブ)の星

Atalanta B.C.

:1907

本拠地:ベルガモ(人口:121,000)

ユニフォーム サプライヤー:ホマ

スタジアム: Gewiss Stadium ゲウィス・スタジアム
オープン(増改築) :1928(1949,84,2015.19~)
最大収容人数:21,300
平均観客動員:18,301(18-19)
ピッチサイズ:105×68m
17年夏にベルガモ市から所有権買い取り。命名権は家電メーカーに。21年夏まで段階的に続く工事中。

会長 : Antonio PERCASSI アントニオ・ペルカッシ(イタリア)
195369
70年代にDFとして活躍したアタランタOB。引退後は実業家へ転身し、90年代初頭に会長に就くと現在の育成王国の礎を築き上げました。悲願の自前スタジアムを実現。

2018年に欧州カップ戦 (EL) 2年連続出場はクラブ史上2度目の快挙。2019年クラブ史上初のCL

ガスペリーニ監督は、16-17シーズンからアタランタを指揮しています。イタリアのアヤックスとも呼ばれるように毎年のように主力・若手有望株をビッグクラブに引き抜かれているにもかかわらず、毎年チームをブラッシュアップしながら順位を上げて、昨季はとうとう3位まで導き、クラブ創設112年目にして初のチャンピオンズリーグ出場。

前へ!前へ!!

ガスペリーニ監督の「前へ、前へ」というアグレッシブなスタイル、攻撃サッカーを信条としており、昨季2018-2019シーズンは、3つコンペティションで100ゴール以上を記録しており(昨季セリエA最多77得点、公式戦通算106得点)、これはセリエAで一番多い数字です。

3バックで、基本システムは3-4-2-1もしくは3-4-1-2ですが、相手に応じて変更はします。前線は、2トップ+トップ下、1トップ+2シャドーを状況によって使い分けます。

オールコートでマンマーク守備

最大の特徴は守備がほぼマンツーマンなところ。インテンシティはとても高く、デュエルに強いです。

特徴的なマンマークによる守備ですが、自陣ではマンマークの相手を受け渡しません。ずっとくっ付いていきます。敵陣の時は受け渡すことがあります。

特殊な守備戦術は先日のCLの試合でもシティを苦しめていましたね。マンツーマンを徹底してくるので、シティのようなボールを保持するチームは、なかなかボールを前に運べなくなります。事実シティは、その点で、前半かなり苦しんでいました。

またCBが前に上がるのも特徴です。守備陣は長身の選手が揃っており、空中戦に強いタイプが多く、フィジカルに長ける選手ばかりです前からガンガン行くチームにとって、最終ラインの空中戦の強さは重要です。相手にボールを蹴らせても、それを回収できる空中戦の強さがないと戦術が機能しないので。

ハイリスク/ハイリターンの攻撃

一方で攻撃は、オールコートのマンマークで、ラインを高く保ち、左右中央あらゆる角度から90分間攻め続ける、ハイリスク・ハイリターンのサッカーです。具体的には、相手に縦パスを出させて、そこにマークが付いているのでそれを引っ掛けてボールを奪ってカウンターを仕掛けるというのが得意のかたちです。

長くなってしまったので、ガスペリーニ監督個人や注目選手・中心選手については、②として別記事に分けたいと思います。

参考:『2019-2020欧州蹴球名鑑』文藝春秋、『2019-2020EUROPE SOCCER TODAYシーズン開幕号』日本スポーツ企画出版社、『2019-2020EUROPE SOCCER PRAYERS GUIDE』エス・アイ・ジェイ

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