プレミアリーグ第10節マンチェスター・シティvsアストン・ヴィラ、残念ながら昇格組のヴィラは0-3の完敗だったわけですが、ジャック・ピーター・グリーリッシュのプレーを見られたのは収穫でした。
この試合ではチーム同様にあまり輝けませんでしたが、いま現在イングランドで注目の23歳であることは間違いありません。センス溢れるドリブル&パスと端正なマスクでサポーターの心を掴み、イングランド代表へ待望(すでに候補)の声が上がっています。そこで、この機会に調べてまとめておこうと思います。
悪童の変化
かつては感情のコントロールができず、それがプレーや評価に影響をしていたこともありました。滞在先のホテルでナイトパーティーで騒ぎすぎ、他の客からの苦情で警察が出動する事態を招いたりしたことから、“Muddy bad child(泥悪童)”とも呼ばれてしまいました。
しかし今季は1部プレミアリーグに昇格したので、精神的な成長が見られます。試合中、イライラしてイエローカードをもらうことがあるものの、事件にはなっていないのです。
アストン・ヴィラ生え抜き
アストン・ヴィラの本拠地バーミンガム」に生まれ、6歳でヴィラの下部組織に入団しました。幼少期から熱心なアストン・ヴィラのファンで、初めて買ったユニフォームもヴィラのものでした。
“レジェンド”テリーのコーチング
現在アストンヴィラには、元チェルシーのジョン・テリーがコーチとして在籍しています。
願掛けするピュアさ
グリーリッシュには、壊れかけスパイクを「幸運が宿っている」という着用で着用し続ける、信心深いところもあります。
英紙「ザ・サン」によれば、「僕が負傷から戻ってきた時に好調を維持できたのは、このスパイクのおかげなんだ。新しいものを履いている時は、少しのゴールとアシストにとどまっていた。僕は、このスパイクには幸運が宿っていると思っているよ」
グリーリッシュの願掛けはスパイクだけでありません。以前には、子ども用のレガースを着けて、いつもソックスをふくらはぎの真ん中あたりまで下げて履くようなゲン担ぎもしていました。