ランパード監督(チェルシー)の人生哲学と名言!新型コロナを語る中で「とにかく頑張れ!」「サッカーよりも家族」「世界を一つに」(翻訳/意訳)




サッカー

チェルシーの監督、フランク・ランパードが、新型コロナウイルスがプレーヤーに与える影響について話しました。その内容がランパードの人生哲学のようなものがあらわれていて興味深かったので、翻訳/意訳してまとめておきます。

目標がないのはつらい

端的に言うと、ランパードは、この危機の中でプレーに集中し続けるのは難しいと述べています。

ランパードによれば、新型コロナウイルスの大流行中の今、〈いつフットボールが再開されるのか〉について具体的なタイムテーブルがないため、集中力と意欲を維持するのは難しいと語っています。

チェルシーの選手たちは、来月430日をシーズン再スタートの目標日として楽観的に見据え、政府によって開始されたロックダウン(都市封鎖)、その最中の自宅でトレーニングを続けています。

ランパード「目の前に具体的なものがないため、現時点は非常に困難な状況です。」

とにかく頑張れ

「状況が非常に急速に変化する可能性があることを確認しています。だから、与えられた日にちに沿って行動するしかないのですが、毎日、あるいはおそらく毎週のように「まぁ、どうやってトレーニングするか? それはどのように見えますか?」

「選手がこんな状況の中ににいるときに最後にやりたいことは、(選手の背中を)意味もなく押したり(=頑張らせたり)、押したりしよう(=頑張らせたりしよう)とすることだね。」

フットボールよりも家族

その一方で、ランパードは次のようにも語っています。

ランパード「この状況は明らかに最初から、何度も変化してきたし、すべてが新境地です。」

「感情的にも肉体的にも厳しい時期だからこそ、選手たちのためにそこにいなければならないということを、選手たちに伝えてきました。」

「サッカーへのモチベーションはわきに置いておいて、家族や親戚がどうなっているか、私たちが外の世界をどう見ているか、そしてサッカーよりももっと大切なことがあるということに気づくことが、今のモチベーションにつながっていると思います。」

「私たちがどれだけチェルシーを愛していて、幸運にも仕事をしているとはいえ、今回のことは確かにそのことを痛感させられました。」

「私から選手たちへのメッセージは、この時期に家族を大切にすることだ。」

「モチベーションは、健康を維持し、今この瞬間にできる限りの生活を送るための基本的なことをすることで得られるものだと思います。」

「もちろん、グループをまとめて、これからどうやって前を向いていくのかに集中することができれば、選手たちはモチベーションを高めてくれるでしょう。」

世界が一つになる機会に

ランパードはさらに、「これはすべて、これがより広範な問題であることを示しており、うまくいけば、私たち、異なるクラブのサポーター、国、世界中の人々が一つになれることを願っています。

「私たちは皆、同じ状況にあり、前向きでいようとしているのです」と付け加えています。

参考:skysport.comなど

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