確かに2019-2020プレミアリーグ25節シティ戦での勝利は偶然的な要素が強かったです。
しかし、勝ったことは事実で、そのプレースタイルは、ポチェッティーノ時代とは大きく異なるものでした。
ポチェッティーノ時代のボール保持率
高いポゼッション
ポチェッティーノ監督のスパーズのポゼッション率は、2014-15年と2015-16年の55%から、2016-17年の60%に上昇しました。
ポチェッティーノは当初は選手たちに執拗なプレッシングを求めるサッカーでしたが、徐々にその側面は薄まっていきました。それとともにポゼッション率も上がります。
在任時およそ60%
2017-18年にはさらに上昇し、62%に達しました。そして昨季2018-2019シーズン再び60%に下がりましたが、高い保持率のチームと言ってよいでしょう。
モウリーニョのボール保持率
モウリーニョ監督就任してからの13試合での、平均ポゼッション率は48%です。
トッテナムがカウンターアタックのチームに変貌を遂げていることは明らかです。
デレアリの証言
戦術変更は事実
シティ戦後、デリアリは、上記のことを認めています。「モウリーニョ監督の下で戦術を変えましたが、その仕事には時間がかかります。彼は非常に戦術的なマネージャーなので、トレーニングで多くのことをしなければなりません」
変更はポジティブ
「タフなチームから3ポイントを奪うことで、多くのポジティブなものを得ることができました。私たちは、さまざまな戦術とさまざまなスタイルに取り組んでいきます。順応し続けなければなりません」
モウリーニョ得意の戦術へ
どこかで見たチーム
ご存知の通り通り、モウリーニョがこのようにチームを変えたのは、はじめてではありません。
チェルシーではロッベンとダミアン・ダフが、レアルマドリードではクリスティアーノ・ロナウドとディマリアが、それぞれサイドからのカウンター攻撃を繰り出し、敵を葬り去っていました。
ベルフワインの役割
もちろんお分かりの通り、PSVから加入しプレミア初ゴールを決めたベルフワインが彼らの衣鉢を継ぐのです。
まだ完成してはいない…
しかし、カウンター攻撃を主たる武器とするには、チームは守備的に敵からの大きな圧力に耐える力がなければなりません。
最近活躍しているDFタンガンガが鍵を握っているでしょう。シティ戦ではディフェンスで大活躍でした。
参考:Squawkaなど