バルセロナが、レガネスの7番マーティン・ブライスウェイト(ブライスワイト)というセンターFWを補強しました。
どんな選手なのでしょうか?そのプレースタイルを確認し、セティエン監督の狙いを探ってみました。
〝スアレス〟ではない…
ブライスウェイトは、「スアレス」ではありません。つまり9番タイプではありません。(ちなみに「デンベレ」でもありません)
242分で1得点ペース
Optaのデータによると、2019-2020ラ・リーガで、ブライスウェイトは、1934分の出場で6ゴール(2アシスト)。 242分ごとに1ゴールを決めています。
これは、出場時間1000分以上の41人のフォワードの中で、28位の得点率です。
昨シーズンも代表でも…
ちなみに、ラ・リーガ2018-2019では8ゴール(1月加入)。デンマーク代表でも33試合で4得点。
要するに、彼はいわゆる「点取り屋」ではありません。それは後述するように、そのプレースタイルがよく表しています。
アシスト数>ゴール数
剛と柔を兼ね備えた選手
確かに爆発的なスピードの持ち主であります。
と同時に、細かなボールタッチのドリブルや、柔らかいパスを自在に操ります。
ゆえにセンターフォワードながら、得点数よりもアシスト数の方が多い、そんなストライカーです。
長期契約
移籍金1800万ユーロ、契約期間は2024年6月まで、解除金はなんと3億ユーロだそうです。バルセロナでプレーする5人目のデンマーク 人プレーヤーです。
セティエンが熱望?
どうやらブレイスウェイトとのサインは、セティエン監督からの希望だったようです。
セティエンは、昨季2018-2019シーズン、ベティスの監督時代にすでにブレイスウェイトを高く評価していたようです。
私見:セティエンが評価したポイント
セティエンは、ブレイスウェイトが、ゴールを決められるだけでなく、その他のことも器用にこなす点を好んでいるのでしょう。
9番もできないことはないが、それよりもメッシやグリーズマンなど、前線のアタッカー陣とコンビネーションが出来ることが評価したのではないでしょうか。
しかも最近メッシはやや下り目、1列下がってボールを受けて攻撃を組み立てることが多くなっていますから、その点でもフィットすると考えたのでしょうか。