孫尚香 そんしょうこう、劉備との間にはぐくむ年齢を超えた愛




三国志

孫権の異母妹で劉備の妻。孫仁、孫夫人ともいう。

幼いころから武術を好む男勝りの性格で、腰元たちに薙刀を持たせ、部屋に具足を飾るほどだった。

周瑜が結婚話をエサに劉備を捕らえようとしたときには、孫権の実母であり、孫尚香の叔母にあたる呉国太が劉備を気に入ったため、婚礼が実現する。

諸葛亮の智略で刺州への脱出に成功し、はるかに年上の劉備と仲むつまじい夫婦生活を送っていた。

しかし母が病気という嘘の知らせを受け、阿斗(劉禅)を抱いて呉の船に乗ったとき、超雲に阿斗を奪われ、単身帰郷する。

夫が忘れられず、劉備が戦死したどいう誤報を信じて長江に身を投げた。

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