せまい部屋で活躍する名作椅子と北欧テーブル



日本の家は欧米の家に比べて狭くて小さい…これはよく知られていますが、欧米のどの国でも住宅が広いわけではありません。日本ではアメリカのイメージが強く、欧米=広い部屋の大きな家というイメージがついてしまったのでしょう。
 
さてインテリアで有名な北欧、例えばデンマークのアパートは広くありません。首都コペンハーゲンの物件の部屋は東京や大阪と変わらないそうです。デンマークといえば、IKEAですが、イケアの家具が日本で受け入れてられた背景には、そんな共通点もあるのかもしれません。
 
ということは、狭い住宅事情に合わせた家具が製作されてきたことを意味します。歴史に名を残す家具デザイナーの名作を見てみましょう。

椅子はスタッキング@ダイニング

 

スタッキングできる椅子は使わない時は重ねて置けるので省スペースでの運用が可能になり便利です。

アリンコチェア ANT 1952年 アンネ・ヤコブセン

成型合板技術の進歩によって座と背の一体型として生まれた世界初の椅子。背のフォルムから「アント」(蟻)と名付けられました。たいへん個性的なデザインで、元々は3本脚でそのユニークさに輪をかけていましたが、ヤコブセン没後、安定性のために4本脚になりました。

セブンチェア SERIES7 1955年 アンネ・ヤコブセン

アリンコチェアの3年後に発表された椅子。アリンコチェア の発展版ともいうべき傑作です。アリンコチェア よりも座面の奥行きと幅がそれぞれ4センチと1センチアップし、よりゆったりと座れることができます。
 
その他にもスタッキングできるデザイナーズチェアは沢山あります。例えばイームズのシェルチェアは脚部をスタッキングベースにすれば、部屋の隅に重ねて置けます。
 
もちろんスタッキングと言うとアアルトのスツール60が思い浮かびますが、ダイニング用としてはやはり背があったほうがと考える方が多いのではないでしょうか。
 

折り曲がるテーブル@ダイニング

バタフライテーブルは、天板の左右が折りたためる構造になっています。北欧家具ではおなじみのデザインです。
 
北欧ではありませんが、折りたたみダイニングテーブルはアーコールも有名です。
 
ダイニングにはバタフライテーブルが便利ですが、リビングにはネストテーブルが、場所をとらないコーヒーテーブルとして最適でしょう。アルテック のものをご紹介しておきます。



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