今さら考える〈ブンデスリーガらしさ〉とは?【前編】現代ドイツサッカー 7つの魅力




サッカー

ドイツ・ブンデスリーガ2019-2020シーズン中継が、おなじみのオープンニングテーマとともに開幕しました。

バイエルンとドルトムントの優勝争い。その2つの強豪クラブに食い込もうとするレバークーゼン、ライプツィヒ、メルヒェングラードバッハ。大迫が主力として奮闘するブレーメン、長谷部と鎌田がレギュラーであるフランクフルトなど…興味は尽きません。
しかし…そもそもドイツ・ブンデスリーガとは、そもそもどんな特徴をもったリーグなのか?シーズンがまだ第2節に入ったばかりなので、ここで一度言語化してまとめておきたいと思いました。
ブンデスリーガのダイナミズム!
まず、❶ロングボールが多く、ショートパスが少ないのは大きな特徴でしょう。また、❷足元のテクニックよりも、狭い範囲でパス回しなどよりも、むしろクロスボールを優先しがちです。❸ドリブルで仕掛ける場面も他国のリーグと比べると少なめです。
その一つの象徴としては、ブラジル人が少ない印象があげられるかもしれません。各国のリーグに助っ人を「輸出」しているブラジルですが、ブンデスリーガでは数年前から減少傾向にあるようです。❶〜❸が大きな要因だと思います。
言い換えれば、ブンデスリーガでは、ダイナミズムが求められるのです。これはプレミアリーグにも通じる特徴でしょう。イングランドとの共通という意味では、❹インテンシィ(強さ・激しさ)が高いのも似ていますね。
さらに、(とりわけビルドアップにおいて)❺バックパスが少なく、横へのパスも少ないです。縦に!縦に!速く!ゴールに直線的に向かおうとするチームが多いです。
守備面では、❻ゾーンディフェンスよりも、マンマークディフェンスも目立ちます。これはプレミアと少し違うところかもしれません。
最後に、❼若い選手の積極的な起用が見られます。プレミアリーグで才能溢れるのになかなか出場機会を得られない、二十歳前後の選手がどんどん試合で活躍しています。
以上、「今さら考える〈ブンデスリーガらしさ〉とは?前編 現代ドイツサッカー 7つの魅力」でした。後編に続きます。
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