なるほど納得!酒井高徳が指摘するドイツとの決定的な差【Jリーグのレベルとヴィッセル神戸の問題点、さらにイニエスタについても】




サッカー
ヴィッセル神戸の酒井高徳が、ドイツブンデスリーガとJリーグとの決定的な差について述べていましたので、文字起こししてまとめておこうと思います。

ドイツサッカーとの違い?

「組織自体のプレッシングっていうのは日本はすごくたけてるんですけど、ボールを取る、奪取するっていう部分のスキルっていうのは、Jリーグは『まだまだだなぁ』ていうのはすごく感じますね」

ドイツのプレッシング

「ドイツでは、1人目のプレッシャーはもうほとんど取れるって思ってないプレッシャーなんですよ。で、2人目も、50%50%で取れたらいいなぁ…
で、3人目は80%の確率でボールとボールを取りに行きたいですよっていう連携でプレッシャーをかけに行くんですよ」

日本の足りなさ

「でも日本人は、ぱっぱっぱって人がついても、ちゃんとパスコースは切ってるんですけど、あんまりプレッシャーになってなくて…
結局みんな寄ってきてるのにサイドチェンジ一本されたりとか、1回のデュエルとか、1人スッとかわされただけで、その(チームの)プレッシャーが全部台無しになっちゃうんですよ、そしたらまた1人ズレて1人ズレて1人ズレて…」

高徳の決意

「(日本には)プレスを結局かけていくのにそこで取りきると言う文化がないっていうか、本当のプレス、ボールを取ると言う意味でのプレスのかけ方とか、デュエルの部分とか、すごい海外とプレスを結局かけていくのにそこで(ボールを)取り切ると言う文化がないっていうか…
本当のプレス、ボールを取るという意味でのプレスのかけ方とか、デュエルの部分とか、すごい海外と差があるなぁ…だから自分自身もデュエルのところでしっかり勝つっていうことを意識しながらやって行けたらいいかなって思いますけどね」

イニエスタの衝撃

「アンドレスのすごいなぁと思ったところは、簡単なことを自分がやって周りも簡単にさせるというか…
結構ボール持ったりドリブルをしたりっていうシーンが多い中で、意外に簡単にやるところは簡単にやってて、そのおかげでチームリズムができて、周りも簡単にさせちゃう、周りも巻き込むようなプレースタイルというか、必然的に彼の時間になるというか、そういう感覚って言うのをアンドレスとプレイした短期間で感じて…
リズム作れる選手ってこういう選手なんだなっていうのはすごく感じて、本当に彼と練習してる時は、学べるとこばっかというか聞きたいこととか思ってることとか常に伝えていますね」

ヴィッセル神戸の問題点

「要求とか、少ないですね!
要求っていうのは誰かに要求するっていうのはもちろんそうなんですけど、自分に『こういうボールくれよ』って言うとか、『行けよ』とか、そういうプレイに関する要求っていうのがトレーニング中に全然なかったで…
そういうのはもうエゴではなくて、要求なわけであって、バルサでプレイしていたり、ドイツ代表でプレイしていたりっていう選手がいる中で、要求しづらいところが出てきたり、あるいはこっちは要求してるけどもあっちは応えないって言うのだと一辺倒になってしまうし、ほんと良くないし!
自分が言ったり言われたりっていう、そういうのを自然にできる環境っていうのにしていきたい!やっぱりそういう人が1人いるだけで、『あっ自分も行っていいんだー』って『自分も声出していいんだー、聞いてもらえるんだ』っていう状況がたぶんチームに出てくると思うんで…
今までの自分をみんなの前で発揮することが必然的にそれにつながるんじゃないかなぁっていうふうに思ってるんで、まぁそれを僕は心がけてやってるっていうのはありますけどね」
参考:DAZN『Jリーグ プレビューショー#26』
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