ダゾーンがガンバ大阪のスサエタにインタビューをしており、興味深い内容だったので、文字起こししてまとめておこうと思います。
第27節セレッソ大阪との大阪ダービーに敗れ、14位に降格しましたが、その試合にはマルケル・スサエタが9月に来日してから初先発・初フル出場しました。
質問:この試合を振り返って?
スサエタの回答:
「難しい試合になりましたが、全力を尽くすことだけを考えていました
インテンシティを上げることを心掛けていたので、フィジカル面で自分のプレイは良かったと思います」
第27節セレッソ大阪戦のスサエタのデータ
・スプリント回数 23回 チーム内1位
・走行距離 11.142㎞ チーム内2位
宇佐美貴史によるスサエタ評「すごく流動的に動いてくれて、いろんな場所に顔出して、配球であったり背後であったり飛び出す動きであったりしてくれて、前としてはありがたいなぁと思ってプレイしていました」
遠藤保仁によるスサエタ評「彼の経験であったりボールの扱う技術っていうのはチームにとってプラスになっていくと思うので後はコンビネーションねまぁより良くしていければ彼の良さもまだ引き出せるかなぁと思います」
質問:プレーの特徴やストロングポイントは?
スサエタの回答:
「自分のプレーの特徴やストロングポイントについては話せません。言ってしまうと次の試合に影響することがありますから…
試合を見ていただければ私がどんな選手かはわかると思います。
唯一言える事は、常にチームのために全てを出し切ると言うことです!」
質問:アスレティック・ビルバオ一筋でプレイしてきたことについて?
スサエタの回答:
「私は小さな頃からビルバオのファンでした。9歳で育成組織に入ってから22年間、ずっとビルバオのエンブレムを身に付けてきました。
自分のすべてをクラブのために捧げられたと思っていますし、507試合に出場できたことも誇りに思っています」
質問:なぜ日本に来たのか?
スサエタの回答:
「ビルバオを離れる時はリーグも変えるつもりでした。
私は日本の文化に興味があったので、ガンバからオファーが来た時に迷わず決断しました。
まだ来日して間もないですが、とても満足しています」
質問:日本の印象は?
スサエタの回答:
「日本ではどこでも丁寧に対応してくれますし、街もとてもきれいです。例えば電車に乗るときなどに言葉の壁があってもすぐに助けてくれます。
日本の文化や繊細さは本当にすばらしいと思います。
食事もすごく美味しくて驚いています。カツ丼がおいしかったです」
質問:知っている日本語は?
スサエタの回答:
ヒダリ、ウシロ、マエ、マテ…アリガトウ…覚えた単語を全て言うと時間がかかってしまいます。まずはピッチ上で使う言葉を中心に覚えた後で、少しずつ日常で使う言葉も覚えていっています」
質問:第28節コンサドーレ札幌戦に向けて?
スサエタの回答:
「順位は良くないので、問題点は改善しなければいけません。とにかく皆で必死にやること、1つになって選手同士で助け合うこと、それが選手にできることだと思うので、そうやって順位を上げていきたいです」
さて、残念ながら、金曜の第28節札幌戦では出番がありませんでしたが、これからも注目の選手であることは変わりませんね。
参考:Jリーグプレビューショー#28