オックスフォード辞書のワードオブザイヤーは、「CLIMATE EMERGENCY 気候の緊急事態」でした。
「気候の緊急事態」とは、「気候変動を軽減または停止し、それに起因する不可逆的な環境損傷を回避するために緊急の行動が必要な状況」と定義されています。
またコリンズ・ディクショナリーもワードオブザイヤーは気候に関係した言葉で、「Climate Strike」です。スウェーデンの女子学生グレタ・トゥンベルグに触発された言葉と言えるでしょう。
さらにケンブリッジも気候に関連しており、「Upcycling」です。
「アップサイクル」は、気候変動の危機の進行を止めることができないと思われる世界で、「1人の人間が変化を起こすために取れる具体的な行動」のことです。
もはや日ごとに世界が悪化するのをぼんやりと見ている立場にはないということです。グレタ・トゥンベルクなど若者の行動主義、ビーガンと野菜中心の食事、そして持続可能なファッションの成長傾向に触発されてあると言えるでしょう。