2019-2020ラ・リーガ第18節バルセロナvsアラベス、DAZNで川崎フロンターレの中村憲剛選手が解説をしていました。そこでメッシのトラップについて興味深いお話をしていたので、備忘録としてまとめておきます。
前半38分、バルサのカウンターからメッシはグリーズマンとのワンツー!その時のメッシ、トップスピードでのトラップに中村憲剛は驚いていました。
その上で、サッカーの基本は、キック〈蹴る〉とトラップ〈とめる〉だという話になりました。
(メッシは)派手なプレーもかなり多いんですけど、本当にこう子どもたちとかにはあういう、一つののトラップのこだわりっていうところを見てほしいなぁ学んで欲しいなぁとは思いますね。
(サッカーのベースは止める蹴るだと言う事は、)多分どのカテゴリーでもそうなんじゃないかと思いますね。
止めること(トラップ)で、いろんなものが見えるんで、やっぱメッシとかは…しっかり止めれることで長く見れるんで、あのいろんなものを…キャンセルもできますし…キャンセルできるっていうのはすごくチームにとって大きなことなので。
トラップが、自分のプレーの、チームとしての連動の「キャンセル」と関連してあるという指摘が、当たり前ではありますが、改めて新鮮でした。
たしたかに川崎は、その「キャンセル」=組み立て直しによって、その時、そのエリアでの最適の攻撃をチョイスしていましたね。遅攻での攻めの多様さ!そういう川崎の強さ!その一端を垣間見たようで勉強になりました。