サッリ監督(ユヴェントス)の戦術と哲学について語られた言葉①サッキ、イグアイン、そして自身が…の続きです。
ペップ・グアルディオラ「形だけでなく内容…」
ペップはかつてテレビでナポリのゲームを見るのが好きだと明らかにしました。
「自宅でソファでゲームを見るのが好きな私のような人間にとって、ナポリは見事であり、サッリのサッカーを見るのは楽しいですね。」
「多くの場合、監督やコーチは勝敗で評価が決まりますが、そういった表面上のかたちだけでなく、内容も見る必要があるでしょう。サッリはエンポリとナポリに素晴らしいサッカーを見せて、素晴らしい仕事をしました。」
「サッリが最高のマネージャーの一人であることは間違いありません。」
「彼はナポリで素晴らしいことを成し遂げました。彼のサッカーのスタイルは、太陽の下でお酒を飲むのと同じくらいすばらしいです。」
ドリース・メルテンス「人生を変えた指揮官」
ナポリ時代、イグアインが去った後、サッリがセンターフォワードにしたのは、小さなウインガー、メルテンスでした。彼はその間に50ゴール以上する大活躍をすることになります。
「サッリはサッカーを教えてくれた。私たちは、すべての人の人生を変えた指揮官によって導かれています。」
「サッリは、彼のサッカーを理解する方法を私たちに伝えました。それは、他の人とは別次元で、最高の方法で私たちをゲームで表現できる哲学です。」
「彼のサッカーのスタイルで一番気に入っているのは、ボールをオフにしたときのフェーズの整理方法と、ボールを手に入れたときに相手にかけるプレッシャーの構造です。」
「彼はすでに頭の中でゲームをプレーしているように感じますし、フィールドには余分な男がいることになります。」
カリドゥ・クリバリ「天才だ」
攻撃の中心がメルテンスならば、守備の要はクリバリです。
「サッリは本当に天才だ。彼は他の人が見ないものを見る。」
「サッリは、サッカーのあり方を理解させ、予測不可能ではなくなりました。彼は学者です。あなたが彼に尋ねるどんな質問でも、彼は常に答えを持っています、そして、それは常に正しいです。」
「彼は、個人ではなくチームとして考えるのを助けてくれます。要するに、サッリのフットボールでは数学が重要です。」
ファビオ・カペッロ「サッカーを再び眠りから覚ます」
サッリを称賛する指導者はサッキだけではありません。カペッロは2017年6月の発言で、サッキ、ペップに並ぶサッカーの戦術の改革者と位置付けています。
「20年ごとにサッカーに革新があります。」
「アヤックスの後、サッキのミラノ、そしてグアルディオラがサッカーを眠らせました。幸いなことに、サッカーを再び起こすことができるサッリがいます。」
マウリツィオ・サッリ「サッカーが大好きです」
「私たちのチーム(ナポリ)は、会場、対戦相手、状況に関係なく、常にイニシアチブを取ってサッカーをプレーしようとします。それが私たちの哲学です。」
「ある監督の一人は、フォーメーションについて話す人はサッカーについて何も知らないと言っていました。」
「例えばハムシクは、すでにディフェンスと中盤のライン間でプレーし、次にフォワードとのライン間でもプレーしています。フォーメーションにあまりにも多くの変更を加えると、チームの安定性を失う可能性があります。」
最後にチェルシー時代の言葉を引用します。
「まず第一に、私はこのゲームが大好きです。サッカーが大好きで、結果は残り物に過ぎません。」
参考：「planetfootball.com」など
