【設立】2010年4月
【従業員】16,911人(2019年6月末)
【売上高】264億4350万ドル(2018年)
【スマートフォン世界シェア】4位
(2019年第3四半期)
創業者はApple信者
アップルファン
実業家としても知られる軍氏が立ち上げたシャオミ。
同氏がアップルファンで、当初は「まるでアップル」と言われていたが、中国でオンラインの限定販売を繰り返すことで飢餓感を煽るなど、独自の販売戦略を展開。
若者を中心に優れたデザインと高コスパで人気を集めていった。
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国外では東南アジアを中心にシェアを拡大し、一時期停滞はあったものの、2010年設立ながらシェア世界4位に。
まだ欧米でのシェアは高くないが、そのぶん、成長の余地を残しているとも言える。
ウェアラブル端末世界2位
スマホだけでなく…
スマートフォンだけでなく、ウェアラブル端末にも注力。特に低価格で中国内における製品の拡大戦略が奏功し、他社を一気に追い抜きアップルに次ぐ世界2位のシェアを確保。
家電にも注力
さらに、ジャンル違いにも見える家電製品にも参入している。無印良品の影響も見られるシンプルデザインだがスマートフォンとの連携を重視している点が特徴。
通信機能を組み込むIoT戦略を強化することで、スマートフォン、ウェアラブル、スマートホームという世界観を狙う。
当初からスマートフォンとIoT群との組み合わせを考えていたようで、ネットワークサービスを含めたトータルの戦略が強みだ。
日本市場
昨年の日本参入でも、スマートフォンとウェアラブル、炊飯器といったIoT器も投入。価格とスペック、通信機能による新しい使い勝手といった部分が受け入れられれば、洲外と同様にヒットする可能性が高い。
参考:週刊アスキー2020/01/21号など