2020年、ヴィッセル神戸は、来るべきシーズン開幕に向けて、清水エスパルスからFWドウグラスを獲得しました。
ブラジルのストライカーは、2019年のJリーグで14得点をあげて最高レベルの得点者の1人でした。
ダグラスは2018年7月に清水エスパルスに加入し、2019年シーズン終了までに、51試合に出場して通算26ゴールを決めました。
JリーグNo.1の得点率!
2019年 J1ゴール ランキング
まずはよくご存知の、2019年J1リーグ得点ランキングから確認しておきましょう。
🥇1位マルコスジュニオール(横浜FM) 15
🥇1位仲川輝人(横浜FM) 15
🥈2位ドウグラス(清水) 14🇧🇷
🥈2位ディエゴオリヴェイラ(東京) 14
🥉3位鈴木武蔵(札幌) 13
🥉3位小林悠(川崎) 13
🥉3位ダビドビジャ(神戸) 13
J1決定力 ランキング
さて、この7選手を⚽️🥅【1試合当たりの得点】🥅⚽️という基準で見てみると、次のようになります。
🥇ドウグラス 0.467点🇧🇷
🥈ダビドビジャ 0.464点
🥉仲川輝人 0.455点
🥉マルコスジュニオール 0.455点
ディエゴオリヴェイラ 0.424点
小林悠 0.419点
鈴木武蔵 0.394点
ビジャよりも!
なんとドウグラスの決定力はJリーグナンバー1ですね。そしてゴール数と合わせて、完全にビジャの穴を埋めることができます。
偉大なスペインの得点王には恐縮ですが、2019年のJ1においては、上位互換ですらあります。
デュエル勝率No.1!
1対1で最強!
Optaのデータによると、ドウグラスはJ1の2019年シーズンで、リーグ最多のデュエルを記録(573回)しました。
また、デュエルを400回以上記録した選手の中では、同勝率がリーグベストでした(53.4%)。
空中戦も最強!
さらに、そのデュエルの中で⚽️🥅【敵陣空中戦勝利数】🥅⚽️がすごいのです。
🥇ドウグラス(清水) 20🇧🇷
🥇豊田陽平(鳥栖) 20
🥇ウェリントン(神戸) 20
🥇レアンドロペレイラ(広島) 20
🥇ジョー(名古屋) 20
🥇ジェイ(札幌) 20
🥇長沢駿(仙台) 20
🥈山崎凌吾(湘南) 18
🥈ハモンロペス(仙台) 18
ウェリントンの上位互換
2019年シーズンのヴィッセル神戸において、序盤戦の苦しい時期にチームを牽引したFWウェリントンと同レベルの空中戦の強さです。
その意味ではウェリントンの代わりを務めるには充分すぎる、前線のターゲットマンですね。
まとめ
まとめると、ドウグラスは、ビジャの決定力とウェリントンの高さを兼ね備えたフォワードと言えるでしょう。
2020年シーズンでは、イニエスタや、後方のフェルマーレンからパスを受けて躍動するドウグラスの姿がイメージできますね。
参考:「J.League Data Site」「Football LAB」など