ロメル・ルカクとズラタン・イブラヒモビッチの、元ユナイテッドのエース対決が、2019-2020セリエA第23節ミラノダービーで実現しますね。
この2人の稀代のストライカーは、2017-2018シーズン前半、イブラヒモビッチが、アメリカMLSのLAギャラクシーに移籍する前に、マンチェスター・ユナイテッドに同時に在籍していました。
ルカクとズラタン@ユナイテッド
王様イブラヒモビッチ
イブラヒモビッチは、2016年にフリーでオールドトラフォードに到着し、1年契約でサインしました。
彼は2016-2017シーズンに17ゴールを記録し、ユナイテッドのトップスコアラーでした。
ルカクへの禅譲
しかし、イブラヒモビッチは深刻な膝の怪我が負いました。そこで、ルカクが2017年の夏に補強として加入したのです。
これによりイブラヒモビッチは、ルカクにスタメンの座を譲り、2017-2018シーズンは5試合の出場しがありませんでした。
一方でルカクは、期待通りとはいかないまでも、プレミアリーグで16ゴールを決め、一定の成績を残しました。そしてイブラヒモビッチはアメリカに旅立ちました。
そして今、インテルのルカク、ACミランのイブラヒモビッチとしてあいまみえるのです。
ルカクにとってズラタンとは?
ユナイテッドでの2人の関係はどうだったのでしょうか?
大ファン
イブラヒモビッチはルカクの指導者のような役割を果たし、2人はオールドトラフォードで良好な関係を築いていました。
ルカクは、イブラヒモビッチが輝かしいキャリアを通じて達成したことの大ファンでした。
ルカク「イブラはチャンピオンですが、私は彼を尊敬しています」
ルカク「マンチェスターユナイテッドでは、毎日彼と一緒にトレーニングできました。それは私にとって最もすばらしいことでした」
対戦相手としてもリスペクト
ルカク「彼と(今度)対戦できるのは良いことだ。彼は偉大なチャンピオンでありプロフェッショナルです」
ルカク「私にとって、彼が38歳になっても第一線でプレーできるのは不思議ではありません。彼はたくさん努力しています。マンチェスターで一緒にプレーした頃、彼はわたしにいつもアドバイスをくれました。私にとって彼はロナウドと同じく最高峰のストライカーです」
9番を背負う許可
かつて(2017年)ルカクは、ユナイテッドのイブラヒモビッチに、背番号9を使用することへの許可を求めました。
ルカク「9は良い番号で、私は、このユニフォームを使う許可をイブラヒモビッチに求めました、彼はイエスと言ってくれました。感謝しています」
イブラヒモビッチ封じ
インテルのコンテ監督はイブラヒモビッチ対策をしてくるのではないかと予想されています。とは言ってもシンプルなものですが、有効性がありそうです。
インテルの3バック
ゴディンとミラン・シュクリニアルの両センターバックが厳しくマークし、そのセカンドボールをステファン・デ・フライが拾うという罠を仕掛けるでしょう。
もちろん、この3バックならば、空中線で、イブラヒモビッチに勝てなくても、劣るということはありません。
ミランダービー、楽しみですね。
参考:Squawkaなど