エリクセン(トッテナム→インテル)、プレミア7年間での驚異的な成績!アシスト王!FK王! 




サッカー

トッテナムのクリスティアン・エリクセンがインテルに移籍することが決まりました。彼の7年間にわたるプレミアリーグでの日々がいったん終わったわけです。

そこで、この区切りに、この2010年代を代表するプレーメーカーの、イングランドでの、Optaの統計をまとめてある記事を見つけたので、抜粋しながら翻訳/意訳してまとめておこうと思います。

チャンス構築数No.1

ポチェッティーノの下で飛躍!

エリクセンは、2013/14シーズンの開始時にアヤックスからわずか1100万ポンドでスパーズに加入しました。特に2014年夏からのマウリシオ・ポチェッティーノの下で大きく飛躍しました。

チャンス構築率 ランキング

まず、チャンス構築数がプレミアリーグ1位でした。ここで言う「チャンス」とは、シュートで終わるパスと定義されています。

🥇571 クリスティアン・エリクセン🇩🇰

🥈551 メスト・エジル

🥉520 エデン・アザール

  485 ダビド・シルバ

  433 ウィリアン

ビッグチャンス構築数2位

「ビッグチャンス」の定義

ただし、「チャンス構築」のような、パスの終わりに来るシュートは、必ずしもゴールの可能性が高いシュートばかりではありません。単にチャンスを作成するだけでは十分ではないのです。

そこで、Optaには「ビッグチャンス」という概念があります。これは、目標につながると合理的に予想されるチャンスと定義されています。シュートを打つ選手が、ゴールに近づいていて、得点への明確な道筋があり、ほとんどプレッシャーを受けていない場合です。

ビッグチャンス構築率 ランキング

この「ビッグチャンス」については、ケビン・デ・ブライネに次いで2位です。

🥇84ケビン・デ・ブライネ

🥈73 クリスティアン・エリクセン🇩🇰

🥈73リヤド・マフレズ

🥈73ダビド・シルバ

🥉64メスト・エジル

アシスト王

アシスト数ではでデ・ブライネを抑えて1位です。すばらしいの一言です。

🥇62 クリスティアン・エリクセン🇩🇰

🥈60ケビン・デ・ブライネ

🥉59ダビド・シルバ

  53メスト・エジル

  43エデン・アザール

ゴール数+アシスト数

攻撃な関する総合的なデータ

Optaでは、ゴール+アシストの合計数を「DIRECT GOAL INVOLVEMENT」( 直接的な得点関与)と言います。

これに関してエリクセンは、51ゴール+62アシスト=1136位です。

🥇179セルヒオ・アグエロ

🥈156ハリー・ケイン

🥉126ロメル・ルカク

  125ジェイミー・ヴァーディー

  119エデン・アザール

  113 クリスティアン・エリクセン🇩🇰

MFだし、PKではないし…

ただし、4位までの選手は純粋なストライカーですし、5位のアザールにはPK8点が含まれています。やはりエリクセンは驚異的な結果を残しているのです。

直接フリーキックの名手

エリクセンが得点するレパートリーの強力な一つにフリーキックがあります。データからは、プレミアリーグ最高のクオリティを誇ります。

🥇8 クリスティアン・エリクセン🇩🇰

🥈6ギルフィ・シグルズソン

🥈6フアン・マタ

🥉5アレクシス・サンチェス

🥉5フィリペ・コウチーニョ

ペナルティエリア外からのゴール数トップ

エリクセン最大の武器

敵チームにとってエリクセンは常に脅威でした。特にボックスの周りにおいて!スルーパスを通したり、フリーキックを叩き込むだけでなく、ボックスの外側から自らゴールしてしまうのです。

🥇23 クリスティアン・エリクセン🇩🇰

🥈18 ギルフィ・シグルズソン

🥈18フィリペ・コウチーニョ

🥉16ハリー・ケイン

  15ケビン・デ・ブライネ

(上記の数字にはフリーキックを含みます。)

2010年代プレミア最高の選手の1人

間違いなく2010年代のプレミアリーグを代表するプレーヤーであり、MVP級の活躍と言って良いでしょう。

そんな偉大な選手にしては、ややさびしい形でのイングランドからイタリア・セリエAへの移籍となってしまいました。

インテルで、コンテ監督の下で、2020年代もひと花咲かせてほしいと思います。応援してます。

参考:「Squawka」など

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