プレミア史上〝最強〟
2019-2020イングリッシュ・プレミアリーグ第27節vsウェストハム、リヴァプール逆転勝利で、このチームは、データの上で本当に〝最強〟と言えるのかもしれません。
なぜならば、リヴァプールの勝ち点は、現在79ポイント。この数字は、1998-1999シーズンにマンチェスター・ユナイテッドが3連覇した時の合計ポイント数に、はやくも並んでしまいました。リーグ戦はまだ11試合も残っています。
さらに、リヴァプールは26勝していますが、この数字は、あの「無敵」と言われた、ヴェンゲル率いるアーセナルにすでに並んでしまいました。
本当に〝最強〟のチームと言えます。
アシストはサイドバックから!
さて、その〝最強〟を支える原動力ですが、確かにクロップ監督の手腕、サラー/マネ/フィルミーノの最前線、鉄壁のファンダイク、GKアリソンの神セーブは、もはや言うまでもありません。
ここで注目したいのは、リヴァプールの攻撃力を支え、アシストを量産する左右両サイドバックです。
右翼!アレクサンダー=アーノルド
ウェストハム戦のスタッツ
まず右サイドバック、トレント・アレクサンダー=アーノルド。ウェストハム戦では、次のようなスタッツでした。
タッチ数 100
成功パス 34
クロス数 19
チャンス作成 6
シュート数 4
タックル数 3
アシスト数 2
中盤の選手でもないのに、サイドバックなのに、もはやリバプールのプレーメーカーです。
今季のアシスト
アレクサンダー・アーノルドは、今季のアシスト数が12になりました。もちろん、ディフェンダーとしては、すでにプレミアリーグ記録です。
さらに、アレクサンダー=アーノルド自身としても、昨季の記録に並んでしまいました。まだ11試合残っていますし、自らの持つ記録の更新は確実ですね。
2018-2019 アシスト数 12
2019-2020途中 アシスト数 12
アシスト数25までの到達年齢
また、アシスト数25までの到達は、史上3番目の若さになりそうです。繰り返しますが、彼はディフェンダーです。
🥇セスク・ファブレガス 20年134日 MF/FW
🥈ウェイン・ルーニー 21年63日 FW
🥉? まだ24ですが、トレント・アレクサンダー=アーノルドは現在21年140日 DF
左翼!アンドリュー・ロバートソン
アレクサンダー=アーノルドだけでなく、ロバートソンも忘れてはなりません。
ロバートソンは今季アシスト数が7ですが、彼よりも多くのアシストをしているプレーヤーは3人しかいません。
ケビン・デ・ブライネ 16 MF
トレント・アレクサンダー=アーノルド 12 DF
リヤド・マフレズ 8 MF
ロバートソンは、2014年8月にプレミアデビューして以来、27のアシストを記録しています。
リヴァプールの攻撃は右サイドからだけではありません!
さて、リヴァプールは2017-2018シーズン(2017年8月から12月)に、マンチェスター・シティが打ち立てた、プレミアリーグ記録の18連勝に並びました。
アレクサンダー=アーノルドとロバートソンという翼で、リヴァプールはどこまで飛び続けるのでしょうか?