曹操配下の武将。
曹操から劉岱とともに徐州の劉備を攻撃することを命ぜられますが、袁紹と雌雄を決せんとしていた曹操にとって、初めからこのふたりは捨て駒にすぎませんでした。
曹操は袁紹との戦いにかかりきりになっていたため、劉備の動きを止めておく時間かせぎのために用いられたのです。
王忠は雪の中で関羽と戦うが生け捕られ、さらに劉岱も捕らえられてしまいます。
劉備はふたりを釈放し、曹操へのとりなしを依頼しますが、間に合わせで兵を出したはずの曹操は両者を殺そうとしました。
幸い孔融の諌めがあり、王忠は爵禄を剥奪されただけで助かっています。