原泰久先生:「廉頗(れんぱ)も、どうやって倒すんだろうみたいな強敵に描いてしまいましたけど、結局負けないままでしたね。堂々と帰って行って。
史実でも楚に亡命した記述が残ってましたし。
廉頗は本当に楽しんで描けたキャラでした。見開きのアップで「あまり儂らを舐めるな」と蒙驁に言い放つシーンなんか好きですね。
信に対して手加減抜きでぶちかましたりとかも「子供相手でも容赦しないんだ…」って、描いてて自分で笑っちゃいましたから(笑)。
廉願四天王は、ビジュアルや個々の設定をそれほど練る余裕がなかったんです。なので物語の中で回収するのに苦労しました。
でも輪虎の最期は良かったですね。信を成長させる敵でしたし、廉顔との関係性も描けました。
介子坊も、ロの悪さとか気に入ってます意外と品がないんだなと(笑)。」
参考:キングダム公式ガイドブック覇道列紀