キングダムの李斯
昌平君と共に呂不韋に人材登用された呂氏四柱のひとり。
法律を司る法の番人で、呂不韋が相国の座に就いた際には丞相になると見られていたが、大王派が勢力を増し叶わなかった。
アイ国反乱に加担した呂氏派ではあるが、政は自陣営に迎え入れるつもりのようだ。
史実の李斯
生没年?~前208
出身国楚
役職秦の丞相
李斯は楚の出身。早くから大志を抱き、荀子のもとで帝王治世の術を学び、法家の大成者となる韓非とは学友の間柄だった。
呂不韋の舎人(召使)として採用されたのをきっかけに、郎(王の近侍兼護衛)、長史(幕僚長)、客卿(他国出身の大臣)、廷尉(最高裁長官)と、呂不韋の失脚に巻き込まれることなく、トントン拍子の出世を重ね、秦王政が天下統一を成し遂げ、秦の始皇帝と名乗るとともに、とうとう丞相に任命された。
参考:『キングダム公式ガイドブック覇道列紀』集英社、双葉社スーパームック『春秋戦国の英傑たち』