昭王の黄金期より、王騎ら六大将軍の影に隠れながらも、蒙驁(もうごう)らと共に戦歴を重ねてきた老将。
頑固な性格で秦の武人であることに誇りを持っている。
そのため国を軽視する桓騎とは折り合いがつかなかったが、戦の中で桓騎の将としての資質に気付き、最終的には彼を認めた。
張唐の来歴
昭王時代から戦場に立ち秦軍最古参の将軍に。15歳より50年間戦い続け、現秦軍で最長の戦歴を持つ。昌平君らにも信頼されてきた。
経歴に派手さはないが長きにわたる実戦経験を持つため、安定感をかわれて昌平君が楚との防衛戦に配置した。
陰の功労者であるため、六大将軍に対しては良い感情を持っていなが、合従軍との戦いでは念願の表舞台に立つ。
合従軍戦では函谷関を守るも、韓軍の総大将・成恢の毒を浴び先が長くないことを悟る。
そこで、本陣を捨てて桓騎と共に函谷関の下に降り立つことを決意。
敵に扮して軍の間をかい潜り、自身の手で成恢を討つが、その直後に毒によって息絶える。
参考:キングダム公式ガイドブック英傑列紀、キングダム公式ガイドブック覇道列紀