バスケのBリーグに参戦している外国人について調べていたら、東京八王子ビートレインズのクリアンソニー・アーリーという選手を知った。なんでもアーリーは自らを「ヴィーガン」と公言しているらしい…
「ヴィーガン」って何だ?
「ヴィーガン」(vegan)は動物製品を使用しない絶対菜食主義者。菜食主義に主眼が置かれているわけではない。動物から搾取しないという点が重要。食べ物だけでなく、動物を使った製品全てが忌避される。肉はもちろん卵や牛乳も口にしない、ウールや毛皮を使った製品を身につけない。ということは、例えば牛革のソファでもくつろがないのだろう。
ベジタリアンとの違いは?
ベジタリアンは肉や魚こそ食べないが、卵やチーズ、牛乳は口にする、またバターやハチミツもおいしく食べる。しかしヴィーガンはそれらを一切口にしない人たちである。
「ビーガン」の市場は拡大しており、アメリカではバイオ技術を使った本物そっくりの「肉」ビジネスが活況だし、欧州ではマクドナルドもビーガン向けバーガーを発売したという。そして日本でもジワリと拡がりをみせているらしい。
ただしアメリカやイギリスでもそうらしいが、ファッションとして消費されているきらいがある。「ビーガン・ダイエット」とか「ビーガン・ファッション」とか…。
ヴィーガンの最終形態
ちなみにヴィーガンの他にも、食のミニマリストというべき主義があるらしい。まずはあのスティーブ・ジョブズもそうだった「フルータリアン」名前の通りフルーツと種子しか食べない。ナッツが食べられるので糖質ダイエット状態かな。
次に液体食しか食べない「リキッダリアン」固形食を食べず、飲み物だけから栄養を摂取すること。腸内環境が整い疲れない体になるらしい
そして最後に「ローヴィーガン」ヴィーガンにさらに縛りをつけて生物しかたべない主義。自然の食材は46〜48度で加熱されると破壊される食物酵素(消化を助け新陳代謝を促進する働き)が多いらしい。だから食べ物の加熱や発酵はNG。ヴィーガンの上位互換ですね。
自然保護が味方で、ファストフードが敵、日本では、糖質ダイエットやグルテンフリー、そしてミニマムな生活の延長線上って文脈に位置付けられそうだ…