なぜ久保建英は観客をわくわくさせるのか?そのプレーの特質!




サッカー
日本時間2019年7月21日午前中、久保建英がレアル・マドリードで「デビュー」を果たしました。シーズン前の、インターナショナルチャンピオンズ・カップ(アメリカ・ヒューストン)ではありますが、バイエルン・ミュンヘンとの試合で後半45分プレーしました。
素人目には、Jリーグで見せていたようなプレーを違和感なくできているようで、正直びっくりしました。18歳の日本人が、世界で最もスターが集まるクラブで試合に出るなんて、一昔前ならば本当に漫画の世界です。
ただし、久保くんは、日本人だとか、18歳だとか、レアルだとかといったことを抜きにしても、見ている人をワクワクさせるフットボーラーだと思います。その原因を探ってみました。
 

久保建英への評価

 
 
ドラえもんみたい。引き出しが多すぎて、何を出すかわからない。本当に読めないですよね
「(左利きだから左側に持ち出すのではなく)縦に(ドリブルで)行ける待ち方をする。(球を奪おうと)足を出せない」
(長友佑都、ガラタサライSK)
 
 
「抜いてシュートを打つわけではない。かわして打ってくる。自分のところに注目を集めておいて、ラストパスも出せる。ペナルティエリア内や近くにいられると、本当に困る。持ち方を含め、〝なんでもできますよ〟と言っているようなもんやし
(昌子源、トゥールーズFC)
 
 
「ボールを扱う技術はもちろん凄いけど、攻撃のアイディアと選択肢が多い。常に相手にとって嫌なプレーができるし、脅威となるようなプレーをしようと考えていると思います」
(藤本憲明、大分トリニータ)
 
相手ディフェンダーにとっては「脅威」でしかない、このような久保の〈引き出し〉の多さは、観客視点でいうと、どうしてくれるんだろう?っていう期待を膨らませることにつながります。
パスなのか?ドリブルなのか?それとも…って、観客は久保はボールを持つと考えます。これが「わくわく」の原因だと思います。
参考:サッカーダイジェスト2019.7.11号など
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