菌の働きで健康に良いイメージがあるヨーグルトですが、スーパーやコンビニで市販されているヨーグルトの中には、実は「避けたい」種類のヨーグルト商品があります。その一方でぜひ買い求めて毎日摂取したい「菌」のヨーグルトもあります。調べてまとめてみました。
避けたいヨーグルト
❌飲むヨーグルト
飲むヨーグルトは飲みやすいですね。しかしそれらドリンクタイプのほとんどには、砂糖や異化性糖(ブドウ糖果糖液糖など)が添加されています。これは血糖値や中性脂肪の上昇につながります。
❌果物入りヨーグルト
果物入りの商品のヨーグルトは、シロップ煮の果物が使われているため糖分が多く、生の果物に含まれる酵素や栄養素は減少しています。ただし、プレーンのヨーグルトに果物を切って一緒に食べるのは良いようです。
選びたいヨーグルト
⭕️プラズマ乳酸菌ヨーグルト
プラズマ乳酸菌は、免疫機能の根幹の働きを高めて、風邪やインフルエンザなどの感染を防ぎます。毎日摂取することで効果が出ます。
⭕️ヨーグルトを料理に積極的に使おう
プレーンのヨーグルトを75度以上で15分間加熱すると、乳酸菌は死滅してしまいます。つまり煮込み料理などにヨーグルトを加えると、生きた菌としての善玉菌を増やしてくれる効果はなくなってしまいます。
しかし、加熱によって死んでしまっても、その菌体成分が善玉菌の栄養素とはなります。悪玉菌を抑制したり、腸管を刺激して免疫を活性化する働きは残るのです。健康のためにも、カレーなどの煮込み料理にヨーグルトを積極的に加えていきましょう。
以上、ヨーグルトの適切な選び方でした。
参考:女性セブン2019年年8月1日号