今さら聞けない?!武藤嘉紀所属のニューキャッスル、知っておきたい5つのこと 素朴な疑問と歴史




サッカー

ニューキャッスル?

イギリス英語の読み方では「ニューカッスル」てですが、クラブの本拠地であるイングランド北東部の訛りでは「ニューキャッスル」と読みます。

ジョーディー

ニューカッスル英語、その訛りを使う人々を「ジョーディー」と呼ぶそうです。

なぜ「ユナイテッド」?

合併の歴史

ニューカッスルの正式なクラブ名は、「Newcastle United Football Club」です。なぜ「United(連合・統一)」なのでしょうか?
クラブの歴史と関係します。
1881年11月、ニューキャッスル・アポン・タインのサウス・バイカーにあったスタンリー・クリケット・クラブは、改名や他クラブの吸収を経て、イースト・エンドFCとなっていました。スコットランドから優秀な選手を獲得しチームを強化していっていました。
一方、町の反対側のライバルクラブであったウェスト・エンドFCは力を失い、さらに財政難に陥りました。
東側のイースト・エンドに西側のウェスト・エンドFCに買収を持ちかけて合併しました。

新チーム名

新生イースト・エンドFCは、ウェスト・エンドが使用していたセント・ジェームズ・パークにホームを移転。
さらに新たなチーム名を、ニューキャッスル・レンジャーズ、ニューキャッスル・シティなどの名も挙がったが、2つのライバルクラブが合併してできた事実を尊重し、1892年2月、満場一致で「ニューキャッスル・ユナイテッド」に決まりました。

スコットランドの攻撃を防ぐ「新しい城」

観光名所

ホームタウン「ニューキャッスル・アポン・タイン」は、イングランド北東部タインアンドウィア州の都市で、市中をタイン川が流れ、7つの橋は観光名所にもなっています。
市の人口は約30万人で、周辺部の都市も含めると100万人の都市圏を形成しています。

なぜキャッスル?

11世紀にノルマン人によるイングランド征服後、軍事上の拠点になりました。
1080年にはノルマン公ウィリアム1世の命令で息子ロベール2世によって木の城が造られました。この新しく建てられた城が都市名「ニューキャッスル」の由来です。

愛称「マグパイズ」の由来

白黒の由来

「白黒のユニフォームから愛称は「カササギ」です。
はじめは赤いユニフォームに白のパンツ、黒のノックスを着用していたのですが、1894年、同じリーグに所る属していたリヴァプールやウーリッチ・アーセナルと同様の赤いユニフォームだったため、現在でも着用している白黒ストライプを採用しました。
白黒にした理由は、地元タイン川を渡る、白黒のツートンカラーのカササギの色に由来しています。
愛称は白黒のストライプのユニフォームの色から、白黒の色をしているカササギを意味する「マグパイズ」です。

最古のスタジアム

1892年にニューキャッスル・ユナイテッのホームとなった「セント・ジェームズ・パーク(St James’ Park)」は、1880年に建てられ、イングランドで最も古いスタジアムの1つとして、100年以上も現在の場所にあり続けています。
以上、「今さら聞けない?!武藤嘉紀のニューカッスルっていうクラブについて知っておきたい5つのこと」でした。
タイトルとURLをコピーしました